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タランチュラをわしづかみに!4月逝去した畑正憲さんの後輩・パンク町田さんが明かす生前の“思い切り”

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.12.10 06:00 最終更新日:2023.12.10 06:00

タランチュラをわしづかみに!4月逝去した畑正憲さんの後輩・パンク町田さんが明かす生前の“思い切り”

作家 畑正憲さん(写真・共同通信イメージズ)

 

 人が死して遺すものは、名前だけではない。ふとしたときに交わした言葉が、残された人たちの生きる支えになる。笑いの天才、いつも勇気づけてくれたミュージシャン、球界の偉人。親しい有名人が明かす、言葉と思い出。

 

・作家 畑正憲さん/4月5日没 享年87 心筋梗塞

 

・「ムツゴロウと名乗ってもいいよ」(作家・パンク町田さん)

 

 

 動物と接するときの、畑さんの「思い切りの良さ」に驚いたことは何度もありました。

 

 あるとき突然、タランチュラをわしづかみにしました。もちろん毒を持っています。「このタイミングで?」「そんな持ち方で?」とギョッとしました。だからケガも多かったですよね。ライオンに指を噛みちぎられたり、熊とぶつかり前歯が全部折れたり。人馴れしていないチンパンジーの自慰を手伝って親しくなったことも。ちょっとマネできないですよ。

 

 動物についての研究・執筆をしている私は、ムツゴロウさんから「ムツゴロウと名乗ってもいいよ」と言っていただき、「僕は犬が大好きだから、(君も)もっと犬の勉強をしなさい」とも言われました。それを鮮明に覚えています。「もっと勉強しなくちゃ」と思い直しましたね。

( 週刊FLASH 2023年12月19日号 )

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