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やっぱり“SNS有名人”が強い!2024年「ブレイク必至の女性タレント」、1位の大人気アイドルは?
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.12.15 06:00 最終更新日:2024.03.05 15:51
2024年も残り1カ月足らず。広告代理店は、1年の締めくくりに奔走している。
「毎年12月は、クライアントに挨拶まわりをしますが、同時に来年のCM予算をもぎ取ろうと画策しています。その際に使われるのが、テレビスタッフや広告代理店社員が来年度注目するタレントをまとめた資料なんです」
そう語るのは、大手広告代理店関係者だ。今回本誌は、各クライアントが今まさに注視している「2024年にブレイクする女性&男性タレント」の資料を入手。上位にランクインしたタレントを、CMクリエイターやテレビスタッフ、広告代理店関係者らが寄せたコメントとともに紹介しよう。
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まずは女性タレントから。
1位はMISAMO。韓国のガールズグループ・TWICEから生まれたサブユニットで、メンバーは日本人のMOMO、SANA、MINAの3人。2023年『NHK紅白歌合戦』に出場が決定しており、CMやテレビ業界からの注目度が急上昇。
「すでにTWICEで成功した実績があり、同世代の若い女性を中心にファンが多い」「MOMOさんはインスタのフォロワー数が1千300万人を超えており、影響力の高さからGoogleのCMにも、MISAMOで起用されています」。
プロ雀士で、グラビアでも活躍する“二刀流”岡田紗佳が2位に。キャッチフレーズは“役満ボディ”だ。傾向としては、CM関係者よりもテレビ関係者からの支持が高い。
「イロモノかと思いきや、青山学院大卒で頭も切れる。母親が中国人で、中国語や英語も堪能。すでにバラエティでも引っ張りだこだが、コメンテーターとしても有能」「圧倒的におじさん受けするタイプ。2024年は、バラエティ番組の出演が増えるのは間違いない」。
■TikTokのフォロワー数は1千万人超
3位の馬瓜エブリンは、現役のバスケットボール選手。東京五輪では日本代表として活躍し、銀メダル獲得に貢献した。両親はガーナ出身。
「2023年のバスケW杯では解説を務めていたが、話が抜群におもしろい。来年、日本の女子バスケがパリ五輪に出場できれば、いっそう存在感が増す」「アスリート出身の丸山桂里奈や村上佳菜子をおびやかす存在になる」。
4位のエルフ・荒川は、吉本興業所属の芸人。
「TikTokの“ギャル動画”が話題となった金髪芸人で、インパクトはもちろん、コメントも意外もちゃんとしている」「芸人枠でありながら、みちょぱや藤田ニコルのようなギャルタレント枠もこなせる」。
5位の景井ひなは、大人気のTikTokクリエイターで、フォロワー数はなんと1千万人超。
「テレビでの露出はまだ少ないものの、TikTokの人気ぶりは無双。その影響力をテレビやCMに生かせればおもしろい」。
6位は国本梨紗。『超無敵クラス』『ズームイン!!サタデー』(ともに日本テレビ系)などにレギュラー出演中の20歳。
「体当たり的なリポートや、番組アシスタントとしての力量は“第2の小島瑠璃子”といってもいい」。
7位の森絵梨佳は、超がつくほどの売れっコのファッションモデル。
「35歳ながら、インスタでロングヘアを切ってボブカットにする動画が、CM関係者の間で大きな話題となった」「ママタレントとしてバラエティに出演すれば、女性へのアピール度は高い」。
ティーン世代に圧倒的人気を誇るカリスマインフルエンサーの、なえなのが8位。
SNS総フォロワー数は700万人だ。2023年は女優として『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)などのドラマにも出演した。
「『日本の女のコがいちばんなりたい顔』と話題になっており、若い女性たちの間ではカリスマ的存在」。
9位は、2023年10月末でTBSを退社した山本里菜。
「SNSでは美容系の投稿が多いし、顔立ちも上品。美容系のCMや番組の需要はある」。
10位は、またまたTikTok界隈からで、おじゃす。日本人とカナダ人の両親の間に生まれ、ぶっ飛んだ関西弁での発言とピンク髪で話題性は十分。
「いまどきの女子中高生は、これぐらいのインパクトがないとなかなか注目しない」。
12位は漫才コンビ、天才ピアニストのますみ。上沼恵美子公認のものまね芸で、テレビ出演が急増中。
「あの上沼恵美子ネタのインパクトはすごい。あれだけで何年かは引っ張りだこになるはず」。
13位も芸人が続き、Aマッソの加納がランクイン。
「短編小説やエッセイを手がけるほどのインテリで、美人系となれば需要は大。情報番組のコメンテータにぴったり」。
■さんまが絶賛した巨乳インフルエンサー
育休中の新井恵理那に代わり、『情報7daysニュースキャスター』(TBS系)のお天気キャスターを担当している中川絵美里が15位。
「いかにもセント・フォースという正統派美人。元チアリーダーの健康的なイメージで、スポーツ系番組で露出が増えそう」。
20位は“令和の峰不二子”と呼ばれるインフルエンサーの阿部なつき。2023年、明石家さんまが「ラブメイト」として名前を挙げたことから注目度が急上昇した。
「さんまさんが名前を出す前から注目していた。あのスタイル、特に豊満なバストは反則だよ」。
今回のランキングについて、芸能評論家の平田昇二氏はこう総括する。
「女性タレントは、いかにSNSをうまく活用しているかがランキングに影響していると感じます。ひと昔前は地上波をきっかけにブレイクする流れでしたが、今はSNSでファンを獲得しているインフルエンサーを、テレビ局側が視聴率狙いで起用する流れが増えつつあります」
テレビでの露出増=売れっコという常識は、もはや通用しなくなっているのかもしれない。