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『ONE PIECE』再アニメ化“決断”の裏にあった「成功したら、次は『NARUTO』と『SLAM DUNK』の実写化を」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2023.12.22 06:00 最終更新日:2023.12.22 06:00
2023年12月17日、アニメ『ONE PIECE』(フジテレビ系)のリメイクシリーズとなる『THE ONE PIECE』の制作が東映アニメーションから発表された。
アニメ『ONE PIECE』は、フジテレビ系列の日曜9時台のアニメ枠で現在も放送中だが、リメイクシリーズはネット配信大手「Netflix」の出資で制作される。
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言うまでもなく、『ONE PIECE』といえば「週刊少年ジャンプ」で25年以上連載されている国民的漫画。アニメもすでに1000話以上が放送されている。
「原作漫画が連載中で、アニメも放送中という作品がリメイクされるという異例の事態とあって、今回の発表は大きな注目を集めています」(漫画編集者)
制作に携わるのは、近年のヒット作『SPY×FAMILY』や『進撃の巨人』第1~3期などのアニメ化を手がけた「WIT STUDIO」。
Netflixでの配信は決まっているものの、公開時期や声優は今後明らかになるという。
ファンからも驚きの声が挙がった今回のリメイク制作。Netflixの決断の裏には、新田真剣佑が主要キャストに抜擢されて同社で配信中の『ONE PIECE』実写ドラマ版の成功があると、アニメ制作会社の関係者は話す。
「実写版『ONE PIECE』は今年配信されて、既存のファンだけでなく、これまで『ONE PIECE』に触れてこなかった新規ファンも獲得して大成功を収めました。
近年は『鬼滅の刃』が少年ジャンプの“顔”になっていましたが、実写ドラマ版の成功で改めて証明された、20年以上もジャンプの看板作品として君臨する『ONE PIECE』のポテンシャルの高さにNetflixは賭けているのでしょう。
『ONE PIECE』のリメイクの滑り出しがよければ、即座に次のリメイク作品に取りかかることになるようです。
今、『幽☆遊☆白書』の実写版も話題になっていますが、『ONE PIECE』と同じ長期連載作品で海外人気も高い『NARUTO-ナルト-』、そして2022年に公開された劇場版がロングヒットした『SLAM DUNK』について、すでに上層部では実写版の話が進んでいると聞いています」(前出・関係者)
アニメ『ONE PIECE』リメイクシリーズの“大航海”の結果次第で、ファンの楽しみが増えそうだ。
( SmartFLASH )