小沢一敬がNHKの番組「放送見合わせ」で「トカゲの尻尾にちょうどいいと」視聴者たちに広がる違和感

小沢はこのままノーコメントを貫くのか

　スピードワゴン・小沢一敬（かずひろ）がMCを務める『言葉にできない、そんな夜。』（NHK Eテレ）の放送見送りが1月2日、NHKより発表された。

　NHKはホームページ上で《1月3日（水）に放送を予定していた「言葉にできない、そんな夜。」のスペシャル番組は、編成上の都合により、放送を見合わせることにいたします。今後の放送予定については、未定です》と伝えた。

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　小沢は2023年末、「文春オンライン」が報じた、ダウンタウン・松本人志の性加害疑惑に関する記事で、松本が性加害をおこなったという現場に女性たちを集めていたとされている。

　同記事について、小沢の所属するホリプロコムは「私どもからお話しすることはございません」と発表。小沢本人も、12月30日放送の『アッパレやってまーす！ 土曜日』（MBSラジオ）で、「なんも言えないです」と、ひと言だけ述べた。

　否定も肯定もしない小沢側の姿勢に対し、SNSでは《「事実だ」と認めるようなもの》といった批判がなされている。一方、松本が所属する吉本興業は、「文春」の報道を事実に反すると完全否定し、タレントの名誉を棄損するものとして、法的措置を検討する構えだ。

　今回、小沢の放送見送りについて、松本の処遇と比較する声が多く集まっている。

《蜥蜴の尻尾に丁度良いと、「総合的」な判断をしたわけですね》

《なぜ小沢さんだけなんでしょうか　大物じゃないからですか？それとも吉本じゃないからですか？》

　対照的に、年末年始、松本が出演する番組について、いまのところ放送見送りなどは発表されていない。「文春」報道後の12月29日には、自身がMCを務める『人志松本の酒のツマミになる話　2時間スペシャルin福岡』（フジテレビ系）が放送された。これまでの放送には10社以上のスポンサーが集ったが、この放送で提供に名を連ねたのは、前後半を合わせて6社にとどまった。報道の影響を指摘する声もある。

　NHKが「編成上の都合」としているため、放送見合わせの詳細は不明だ。しかしこのタイミングで当事者の番組が放送されないことに、違和感を覚える視聴者は多いはずだ。

( SmartFLASH )