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『さよならマエストロ』ケンカシーンで話題の宮沢氷魚&佐藤緋美「2世俳優」が演じていた「兄弟役」の過去

エンタメ・アイドル 投稿日:2024.02.11 06:00FLASH編集部

『さよならマエストロ』ケンカシーンで話題の宮沢氷魚&佐藤緋美「2世俳優」が演じていた「兄弟役」の過去

2021年11月、東京国際映画祭で上映された『ムーンライト・シャドウ』の舞台あいさつに立った宮沢氷魚(左)と佐藤緋美(右)。中央は主演の小松菜奈

 

 TBS系で放送中の日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』。地方都市のオーケストラ「晴見フィルハーモニー」を舞台に、西島秀俊芦田愛菜が演じる父と娘の心を通わせていく様子がストーリーの中心だが、劇中では、ほかにも見どころがある。そのひとつが、宮沢氷魚(ひお)演じるトランペット奏者の森大輝と、佐藤緋美演じるチェロ奏者の羽野蓮の関係だ。

 

 過去にCDまで出した、プロ顔負けの腕前を持つ蓮。晴見フィルハーモニーに参加するようになるも、メンバーのミスを聞き逃せず「気持ち悪いんですけど。トランペットのピッチが速いです。あなたです」と大輝の技術不足を指摘、さらに「ティンパニーも49の出だし、遅れましたよね?」「コンマスさん、さっきの合図だと入りづらいです。55のスタッカート、弾けてません」など、メンバーに言いたいことを言ってしまう。

 

 

 その後の練習では、露骨に大きなため息をつくようになり、大輝が「ため息はやめようよ。わかる? この雰囲気。ぜんぜん楽しくない」と注意されると「あなたがいいますか? そもそも指摘したところ、直ってないの意味が分からない、練習したんですか?」と言い返す始末。その後も言い合いは収まらず、帰ろうとする蓮に大輝が「僕が帰ります! へたくそでごめんねっ!」と捨て台詞を吐き、練習ホールから出て行ってしまう……。ケンカをして、大きな亀裂が入ってしまった2人だったが、西島演じるマエストロの計らいもあり、溝が埋まっていく、というストーリーが描かれた。

 

 SNSには

 

《宮沢氷魚の陽キャぶりと、佐藤緋美の表情にアテレコ出来る自信があるお芝居が癖に》

 

《宮沢氷魚の新ドラマ『さよならマエストロ』で佐藤緋美との仲直りシーンにファン感動》

 

《トランペットの森大輝役の宮沢氷魚さんは元THE BOOMのボーカル宮沢和史さんの息子で、チェロの羽野蓮役の佐藤緋美さんは浅野忠信さんとCHARAさんの息子で。だから何ってこともないんだけどすごいシーンに出会っている気分。》

 

 と、2人への感想が寄せられている。

 

「森大輝を演じている宮沢さんは、THE BOOMの宮沢和史の息子、羽野蓮を演じている緋美さんは、俳優の浅野忠信、ミュージシャンCHARAの息子。ともに才能ある2世俳優同士の共演ということで、SNSでも注目が集まっています。

 

 じつはこの2人、このドラマが初共演ではありません。2021年9月に公開された映画『ムーンライト・シャドウ』では、兄弟役を演じています。映画の原作は、作家の吉本ばなな氏が『初めて他人に見せることを前提に書いた思い出深い小説』と語った、1988年に刊行された『キッチン』に収録された短編小説。エドモンド・ヨウ氏がメガホンをとっています。

 

 主人公、さつき役を演じるのは、小松菜奈。その恋人、等役が宮沢さんでした。そして等の弟、柊役を、緋美さんが演じました。柊は恋人の死後、彼女のセーラー服を着て日々を過ごし、何かを感じようとするという、難しい役どころで、当時、原作ファンの間からも、誰がキャスティングされるのか注目が集まっていました。緋美さんはこの柊役を、オーディションで勝ち取りました。

 

 公開後、第34回東京国際映画祭には、小松さん、宮沢さん、緋美さんの3人が登壇し、撮影のエピソードなどを観客からの質問に答えるなどしたこともあります。緋美さんが『撮影は12月で、とても寒い時期でしたが、氷魚くんがキンキンに冷えた川に入るシーンとかは、見ていて僕もつらかったですね』と話すと、宮沢さんも『あれは寒かったです。しかも、あのシーンは本編では使われていないんですよね(笑)』と応じていました」(芸能記者)

 

 映画での信頼関係を築けた2人だからこそ、今作でファンが「アッパシオナート(熱情的)」に感動するシーンを演じられたのかもしれない。

( SmartFLASH )

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