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東京ダイナマイト、漫才師の活動休止を発表…満身創痍のハチミツ二郎は全身に治療とプロレスの傷
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.04.07 14:45 最終更新日:2024.04.07 14:45
4月6日、東京ダイナマイト・ハチミツ二郎さん、松田大輔さんが、それぞれX(SNS)にて、漫才師としての活動を休止することを報告しました。
2人は「テレビ・ラジオはオファーがあれば出て行きます」(二郎)、「個人的には仕事してますので、オファーお待ちしてます」(松田)とのことで、漫才以外の仕事は続けるようです。
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二郎さんは、2018年に急性心不全・呼吸不全で入院。2020年、新型コロナウイルス感染症で一時危篤状態に陥り、1カ月間入院。2023年、左大腿会陰部筋肉内膿瘍および敗血症性ショックの治療中であることを公表。現在も腎移植失敗による体調不良で入院中です。
漫才師として、2人の最後のステージとなったのは、3月24日におこなわれた『THE SECOND ~漫才トーナメント~』(フジテレビ)でのザ・パンチとの対戦。
出場前の漫才のネタ合わせは、二郎さんの入院先にあるデイルーム(談話室)でおこない、本番では杖をつきながらの登場で、満身創痍の戦いとなりましたが、残念ながら敗退しました。
筆者は以前、二郎さんにお話を伺っています。腕は傷だらけで、足を引きずりながら取材現場に現れました。
「この傷は大仁田厚戦(ノーロープ有刺鉄線電流爆破&有刺鉄線電流爆破バットデスマッチ)で、これは透析の跡です」
治療の跡とプロレスで負った傷が入り乱れている状態だったのです。試合後や翌日も大変だったと言います。
「頭とかに生傷が入ってたんですけど、アドレナリンが出てるから、大ケガしてるのに打ち上げに行って。家に帰っても朝まで寝られなくて、朝から娘の幼稚園の運動会に行きました。
運動会に行った後は、俺が大仁田さんと対戦するって言ったら『ケガしたらどうするんですか!』って泣いてたマネージャーが、劇場で3ステージ入れてたんですよ(笑)」
今までの芸人人生でいちばん楽しかったのは、東京ダイナマイトの単独ライブだそう。
「自分と相方でやってる充実感があって。常に最近のライブがベストだと思っているんですよ。だから、ずっと楽しいです」
二郎さんにとって、相方の松田さんとステージに立ってネタをやることが最高の空間なのです。今後の目標については――。
「吉本の漫才の出番で、ほぼすべての劇場でトリを取ったんですけど、NGK(なんばグランド花月)だけまだなんで、いつかトリをやりたいです。
あとは、浅草の劇場・東洋館に出て、俺らの看板を劇場の表にかけたいですね。東洋館の前って、今でも(ビート)たけしさんがプライベートで通るんですよ。
それで、たけしさんに『東京ダイナマイト』の看板がかかっているのを見てもらうのが最終目標です」
こう話していただけに、今回の発表は相当つらい報告になったと思われます。しばらくゆっくり休んでいただき、再び東京ダイナマイトのステージが見られる日を楽しみに待ちたいと思います。
1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退しライターに転身。しかし2021年に芸人に復帰し現在は芸人とライターの二足のわらじで活動している。
( SmartFLASH )