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アヤパンに憧れアナウンサーに“フジの申し子”小室瑛莉子アナ、名前の由来も大先輩・中村江里子から!

芸能・女子アナ 投稿日:2023.09.30 06:00FLASH編集部

アヤパンに憧れアナウンサーに“フジの申し子”小室瑛莉子アナ、名前の由来も大先輩・中村江里子から!

小室アナのヒソモノという『THE SECOND』の台本と『めざまし8』の資料などが詰まったバインダー(写真・中村 功)

 

「一次面接のときからずっと、1日3パック食べる大好きな納豆のことしか話していないので、受かるのは難しいだろうなと思っていたのですが(笑)。もともと、フジテレビ志望だったので、アナウンサーがダメでも一般職を受けるつもりでいました」

 

 つかの間、見惚れてしまうようなさわやかな笑みを浮かべたのは、入社3年めにして『めざまし8』のメインキャスター(月~木曜)に就任した、小室瑛莉子アナウンサー(24)。

 

「小学生のとき、『めざましテレビ』で高島彩さんを見て、なんてカッコいい人なんだろうと思ったのがスタートです。アナウンサーというより、ひとりの女性として高島さんにあこがれて、そこからフジテレビが好きになり、その後も、ず~~~~~っとフジテレビが大好きです」

 

 

 このことだけで、“フジっコ”を自認するには十分だが、小室アナのフジテレビ愛は、それだけではなかった。

 

「最近まで知らなかったのですが、私の名前……瑛莉子は、フジテレビのアナウンサーだった中村江里子さんにちなんだものなんです。漢字は違いますが、祖母が、中村江里子さんのようにきれいになってほしいという想いを込めて、つけてくれた名前だったんです」

 

 家族ぐるみの“フジっコ”であり、生まれながらの“フジっコ”小室アナが今回、持ってきてくれたヒソモノは2つ。

 

 ひとつは、5月20日に放送されたフジテレビの新たなるお笑い賞レース『THE SECOND~漫才トーナメント~』の台本だ。

 

「入社1年めの夏に、松本人志さんがキャプテン、中居正広さん、ナインティナインさんがサポーター、千鳥さんとアンタッチャブルさんがアシスタントサポーターを務める『FNSラフ&ミュージック~歌と笑いの祭典~』の総合司会を、小山内鈴奈竹俣紅、私の当時入社1年めの3人が担うことになって……」

 

 もしかして、そこでお笑いの沼にハマった?

 

「いえ。バラエティなのに、緊張と不安でガチガチになってしまい、顔は笑っているけれど、心の底から笑えていない自分がいたんです」

 

 落ち込み、凹んだ小室アナを救ったのは、この放送を見ていた『ドラフトコント』のスタッフから声をかけてもらえたことだった。

 

「そこで、山をひとつ越えたというか、緊張感はありつつも、みなさんと一緒に心の底から笑い、楽しんでいる自分がいて。演者のみなさんが最高の笑いを作り出すために、最高のパスを出せるアナウンサーになりたいと思うようになりました」

 

 大型特番『THE SECOND~漫才トーナメント~』で小室アナが担ったのは、ノックアウトステージのMCと、グランプリファイナルでのリポーター。

 

「以前、スタッフから『小室が笑っている顔を見ると、こっちも笑えてくるんだよな』と言ってもらえたことがあって。よし、今回も心の底から笑おうと決めて臨んだのですが、その覚悟が必要なかったくらい、もうずっと楽しくて。夢の中にいるようでした」

 

 そしてもうひとつのヒソモノは、台本、その日取り上げるニュースの資料、小室アナが手書きでつづったノート……と、『めざまし8』のすべてが詰まっているといってもいいバインダーだ。

 

「出社して、MCの谷原(章介)さん、コメンテーターの方、番組スタッフと、それぞれ1時間ほど綿密に打ち合わせを重ねてオンエアを迎えるという毎日で、番組を担当する前と後では、時間の流れもスケジュールも、まるっきり変わりました」

 

 ミスをしたら、やっぱり凹む?

 

「凹みますよ。人には見せないように心がけてはいるのですが、サブで見ているスタッフには思い切りバレていることがあって(苦笑)。でも、凹んだときはとことんまで落ち込みますけど、引きずらないようにはしています。そんなの私らしくない。いつでも明るく笑顔で、ポジティブにです!」

 

 手書きのノートにつづっているのは、そういった前向きな言葉?

 

「毎日のニュースの詳細や、生放送でうまく対応できなかったとき、次はすぐに対応できるように自分の課題などをメモしていて、前向きな反省の言葉です。えっ!? ノートの写真を撮りたい? 無理です。絶対に嫌です! 真面目にやっている感じが嫌で、表紙には『めざまし8』じゃなく、『めざっぱち』と書いていますし、番組スタッフにも内緒にしているので……このノートは非公開、誰にも見せたくありません(笑)」

 

 自分でどんどんハードルを上げていくタイプだという小室アナが目指す、理想のアナウンサーとは?

 

「楽しむという要素を外に委ねると、人生、損をしているような気持ちになるので、いつでも自分自身が楽しむこと。がんばって楽しんでいれば、半年後、1年後、満足している自分がいるはずなので、いまをがんばって楽しんでいるアナウンサーが理想です」

 

こむろえりこ
1999年3月2日生まれ 神奈川県出身 青山学院大学経営学部を卒業後、2021年にフジテレビ入社。現在は『めざまし8』(月~木曜)、『ぽかぽか』(金曜)、『深夜のハチミツ』を担当。そのほか、バラエティ番組でも活躍中

 

取材&文・工藤 晋

( 週刊FLASH 2023年10月10日号 )

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