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富山出身の“無名の兄弟バンド”が全英チャート8位の快挙!「嬉しさと驚きでいっぱい」本人らからメッセージも

エンタメ・アイドル 投稿日:2024.05.09 20:40FLASH編集部

富山出身の“無名の兄弟バンド”が全英チャート8位の快挙!「嬉しさと驚きでいっぱい」本人らからメッセージも

左から兄の西田蕉太郎、弟の西田曜志朗

 

 日本ではほぼ無名の富山出身の兄弟バンドが全英チャート8位に躍り出た。5月9日配信の読売新聞オンラインが伝えた。

 

 ロックの本場で“快挙”を遂げたのはロックバンド「SAHAJi(サハジ)」。今年1月、発売した「Future In The Sky」で英国でデビューすると、CDの売り上げで決まる全英シングルフィジカルチャート部門で、1位のアリアナ・グランデや5位のビートルズに続き、8位にランクインしたのだ。6月にはロンドンツアーも控えている。

 

 

 SAHAJiはボーカルでギターの兄・西田蕉太郎(33)と、同じくギターの弟・曜志朗(31)の兄弟コンビ。「Future―」は、蕉太郎が14歳のころ「5分くらいで」作詞作曲したという。

 

「バンド名『SAHAJi』は、インドのサンスクリット語で『自然に育つ』という意味だそうです。音楽好きの富山の両親のもと蕉太郎さんは6歳、曜志朗さんは5歳で自然にギターを始めました。同じく兄弟で活躍した英ロックバンド『オアシス』に衝撃を受け、小学生で富山のライブハウスや路上でライブをするようになったといいます。親からお小遣いをもらったことはなく、投げ銭で機材を買ったとインタビューで語っています」(音楽ライター)

 

 2006年、若手アーティスト向けの全国大会で奨励賞を獲得すると、レコード会社と育成契約を結び、3年後に上京。だが、世界を目指す2人は日本語で歌うスタイルになじめず、半年で富山へ戻った。その後10年は芽が出ず、兄弟でぶつかり合って連絡を絶ったこともあったという。

 

 ターニングポイントは2022年秋。蕉太郎は、交友があったロンドンのアーティストのライブに足を運び、意気投合。急遽ライブに参加することになり、弟も英国に呼び寄せた。そして、SNSで接触してきたニック・ブラインという英人気ロックバンド・オアシスやブルース・スプリングスティーンのレコーディングを手がけた音楽プロデューサーDMを送ると、奇跡的に「1時間だけ空いている」と承諾を得た。その場で「Future―」を披露すると、即CDデビューが決まったという。

 

 SAHAJiの快進撃にネット上では多くの賞賛が押し寄せている。

 

《いいね。こういう方々は応援したくなる。無名のミュージシャン、無名の俳優、無名の音楽家‥日本の芸術って国内の賞や事務所やら権威主義的な要素が往々にしてあるから、無名で本物が海外で認められるのはなんだか嬉しいし頑張って欲しい》

 

《富山出身の兄弟バンドが全英チャート8位。すばらしい! 日本ではほぼ無名、っていうか、自分自身は全く知らなかったが、その上で抱くイメージとは真逆の、バラード調で雄大な世界観のある曲に圧倒された》

 

《これは正直凄いと思う。音を聴いたがオアシスのような90sのブリティッシュロック直系という感じでしたが、今の時代にしかも日本人がこのサウンドでチャートに食い込ませるとは快挙では?》

 

《UKチャートもジャンルによってさまざまですが、とにかく足掛かりができたのはすごいこと。これから全英、全米、世界に広がっていくといいですね。日本へ逆輸入的に売れるのもいいと思います》

 

《フィジカルメディアの数どうこうとかどうでもよくて、彼らの行動力や過程が凄いって素直に思います。これからも頑張って欲しいし、どんどん若いアーティストさんは続いて欲しいなと思います》

 

 日本でのフィーバーを受け、SAHAJi兄弟から本誌のもとにメッセージが届いた。

 

 SAHAJiの西田蕉太郎、曜志朗です。

 

 今回日本の人にもSAHAJiを知って貰うことが出来て嬉しさと驚きでいっぱいです。

 

 SAHAJiを始めて20年以上、ただただ自分たちを信じて続けてきました。

 

 単なるスタートに過ぎませんが僕たち兄弟のロックンロールな生活をどうか見守っていてください。 

 

 UK、東京、富山でお会いしましょう!

 

 Magnificent X

 

 SAHAJi

( SmartFLASH )

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