「馳浩はレスラーの面汚し」前田日明が能登の復旧遅れに激おこ…「お前、東京に住んでんだろ」暴露で「よく言ってくれた」の称賛

 

「危機感ゼロ　馳は何をしている！　レスラーの面汚しだ」

 

　YouTube動画で、語気を荒くして石川県の馳浩知事に怒りをあらわにするのは、元プロレスラーの前田日明氏である。馳知事は前田氏の後輩だ。

 

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　10月1日、前田氏は自身のYouTubeチャンネルで「【能登災害】県の対応に激怒 後輩でもある馳浩知事を断罪する」と題した動画を配信した。

 

「石川県は今年1月1日の能登半島地震で大きな被害を受けました。発災から9カ月経ち、県内の死者は家屋倒壊などによる直接死と災害関連死をあわせて計397人になり、新たに11人の災害関連死の認定が決まっています。

 

　倒壊家屋の撤去などがまったく進まないなか、9月21日に能登を大豪雨が襲いました。2日現在、豪雨での死者は13人、安否不明は2人となっています」（事件担当記者）

 

　こうした復旧の遅れに、前田氏の怒りは沸点に達したようで、

 

「政府は『能登は過疎地域だから、予算を割くのは、日本は借金だらけの国なので（難しい）』と言ったらしいけど、財務官僚がどの口で言ってんだと。なんのために官僚になったのって。

 

　そんなもん、借金しても直すのが当たり前でしょう。馳は何をやってるの。いまだに馳が何をやってるのかわからない。能登半島の地震のときも会見すらしない。

 

　なんでかって聞いたら、ふだんは東京に住んでるって。なんだそれ。とっとと（能登へ）行けよ。能登の選挙民のおかげで馳みたいなもんでも政治家になった。先生と呼ばれてるけど、どこが先生なんだ、なんの先生なんだ」

 

　とボルテージは上がる。さらには、

 

「お前の政治団体を解散して、貯金全部引き出してさ、能登に寄付しろよ」

 

「岸田（文雄）さんとこ行って能登に金を回してもらって。直談判すればいい話ですよ。何やってんだお前。バカたれが。レスラーの面汚しですよ。カッコ悪いったらありゃしない」

 

　と収まらない。こうした前田氏の主張に、コメント欄には、

 

《石川県人です。前田さんありがとうございます》
《馳よ、反論できるか？》
《馳しっかりしろよ》

 

　など、賛同する意見が多く寄せられていた。

 

　前田氏がこの動画をアップした10月1日は、奇しくもアントニオ猪木さんの命日だった。前田氏は、9月8日におこなわれた3回忌法要で、「（猪木さんから）『やることなすこと全部小っちぇえじゃねえか』って怒られました」と語っている。

 

　猪木さんが健在であれば、馳知事にも「小っちぇえ」と言ったことだろう。はたして、馳知事にこの思いは届くのか――。

( SmartFLASH )