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ドラマファンが選ぶ『光る君へ』最優秀“助演”俳優 黒木華、佐々木蔵之介を抑えた“意外と演技上手”な1位とは【500人に聞いた】
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2024.12.17 17:40 最終更新日:2024.12.17 17:40
12月15日に最終回が放送された『光る君へ』。NHK大河ドラマとしては異例の平安時代を舞台に、男女の恋愛や朝廷内の権力闘争が、史実にフィクションを交えて描かれ、高い評価を得る作品となった。主人公の紫式部/まひろを演じた吉高由里子、藤原道長役の柄本佑の2人の俳優に対する評価も高いが、物語を彩った多くの登場人物もSNSを中心に大きな注目を集めた。
そこで本誌はアンケート調査を実施。主役級の2人(吉高、柄本)以外の出演俳優で、「演技が光っていた」「助演俳優賞にふさわしい」と思うのは誰かを、全国のドラマ好きの30代から60代の女性500人にきいた。対象としたのは、ドラマで出演回数が多く重要な役を演じた20人だ。
では、ランキング5位から見ていこう。
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【第5位】高畑充希(藤原定子)34票
道長の兄・道隆の長女。年下の一条天皇に入内(じゅだい)し、最愛の妃となる。しかし兄たちの起こした事件で追い詰められ、25歳で波乱の人生の幕を閉じる。
「気高さと儚さを併せ持つ悲劇的な人物を見事に演じ切ったと思います」(30代・会社員・茨城県)
「最初は幼い感じだったけど、どんどん美しくなっていったのが印象的。後から考えると、本人の結婚も影響していたのかと勝手に想像しています」(30代・パート・福岡県)
【第4位】秋山竜次(藤原実資)44票
道長の先輩にあたる貴族。博識で正義と筋道を重んじ、道長も一目置く存在。SNSでは「黒光る君」との呼び方も流行。
「最初はどう見ても貴族に見えないしミスキャストかと思ったけど、下位が進むほどハマり役だと思った。最終回の涙のシーンもすごくよかった」(60代・無職・石川県)
「ドラマにお笑いの人を使うのはどうかと思っていますが、この人に関しては大成功だったと思います。重い話のなかにも少しクスリとさせるアクセントになっていた」(30代・会社員・東京都)
【第3位】黒木 華(源倫子)49票
道長の嫡妻。若いときからまひろと交流していたが、道長の死期が迫ったとき、2人の関係を初めて知る。
「倫子のしとやかさ、おおらかさ、強さ、振る舞いなど、本当に平安時代から飛び出してきたようだった。黒木さんすごい!」(60代・主婦・千葉県)
「倫子が微笑んだだけで、その心の裏側に何かを感じてゾクゾクしていました。大河ドラマはいつも途中で挫折しますが、今年は最後まで完走できました」(40代・会社員・神奈川県)
【第2位】佐々木蔵之介(藤原宣孝)52票
まひろの父の友人で、まひろのことは幼いときから知っている間柄。まひろの夫となるが、娘が生まれて間もなく亡くなる。
「まひろの子の父が自分ではないと知りながら、それを許すという役がとてもよかった。このおおらかで飄々とした役は蔵之介さんしかできないと思いました」(50代・無職・千葉県)
「言葉には言い表せない微妙な色気。もともと好きな俳優さんなのでひいき目もありますが、本当にハマり役だったと思います」(40代・公務員・福岡県)
【第1位】ファーストサマーウイカ(ききょう/清少納言)58票
定子の女房となり忠誠を尽くす。定子の死後『枕草子』を執筆。まひろとは交友があり、一時確執も生まれたが、のちに和解する。
「バラエティー番組の印象が強くて、なぜ清少納言がこの人?と思ったけど、結果的には正解でしたね。まひろとは対照的な気の強さなど、ぴったりでした」(30代・アルバイト・茨城県)
「意外と演技が上手くてびっくり。よく見ると、顔立ちも平安の人っぽい。これから清少納言の名前を聞くと、この人の顔が浮かぶと思う」(50代・会社員・神奈川県)
アンケートでは個々の評価とは別に、「どの俳優さんも甲乙つけがたい」「大河ドラマを初めて最後までみた」という意見も多くみられた。
2025年の大河ドラマは、江戸中期が舞台の『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』。主演の横浜流星とともに、どんなキャラクターが活躍するか楽しみだ。
( SmartFLASH )