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元Hey! Say! JUMP・岡本圭人 脱退から約4年…重ねてきた“苦労の連続”、演劇賞受賞で元グループに言及でファン涙
1月31日、俳優の岡本圭人が「第59回紀伊國屋演劇賞」の授賞式に出席。そこで披露したスピーチの内容が話題を呼んでいる。
岡本は涙ながらに「生んでくれた母親、舞台の道を教え、育ててくれた父親。俳優の道を歩んでいけると信じてくれ、今でも仲間のHey! Say! JUMPのみんな。今まで出会ったすべてのキャスト、スタッフ、お客さまの力で僕はここに立っています」
と語った。
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「岡本さんは2007年に旧ジャニーズ事務所からHey! Say! JUMPメンバーとしてデビューしました。同じく、旧ジャニーズ事務所の男性アイドルグループ・男闘呼組メンバーの岡本健一を父に持つ“ジャニーズ二世”です。
2018年8月末には米国へ2年間の演劇留学のため芸能活動休止を発表。さらに2021年4月には俳優活動への専念を理由に、旧ジャニーズ事務所に籍を残しながらグループを脱退していました」(芸能記者)
元メンバーを思いやる岡本のスピーチにX上ではファンから歓喜の声があがっている。
《父母のことも仲間のこともスタッフやファンや劇場に来てくれるお客様のことも、みんなみんなに感謝を伝える岡本圭人さん、とても良かった》
《圭人くんらしいスピーチだったそうで、本当にずっと変わらない素敵な方だなと改めて。圭人くんの俳優人生の記憶に残る日がまた一つ増えましたね。これからも俳優として素晴らしいキャリアを築いてください》
《真っ直ぐで努力家な圭人くんがどんどん夢を叶えていく姿が本っ当にかっこよくて、こんなに素敵な人のファンになれたことがとっても幸せで誇り!! これからもずっと応援させてね。大好き》
こうした声が寄せられる背景には、岡本が苦労を重ねながら俳優のキャリアを作り上げていった経緯が大きいという。芸能プロダクション関係者がこう語る。
「岡本さんは、俳優として活躍するために米国で何度もオーディションを受けていましたが、落選続き。ニューヨークの演劇学校への留学もコロナ禍と重なり、現地の家賃や生活費の高さに苦労したそうです。
岡本さんはもともとグループの中ではダンスが苦手でした。帰国後にグループに復帰するも、ダンスのレベルについていけないと考えたことが、脱退に繋がったという見方もあります。さまざまな困難に見舞われるなか、自分のやりたいことと、自分の限界どちらにも向き合い、努力をし続けてきたのです。
岡本さんは2021年に舞台『Le Fils 息子』で父の健一さんと親子初共演を果たしました。これらの活躍が評価され、今回権威ある演劇賞を受賞。岡本さんが専業俳優を目指し、グループ脱退を申し出た時、残されたメンバーたちは岡本さんの夢を応援してくれたと伝えられています。別の道を歩んだとしても、お互いに思いやる“JUMP愛”はすばらしいですね」
メンバーも今回の受賞を喜んでいるに違いない。