中居正広『行列』で過去映像が全カット…引退3週間での “タブー扱い” に視聴者も戦慄

 

　2月9日放送のバラエティ番組『行列のできる相談所』（日本テレビ系）では、同番組の “歴代MC” の活躍を振り返る企画が放送された。そのなかで、過去に出演した元「SMAP」の中居正広の扱いが波紋を呼んでいる。

 

　2002年、島田紳助が所長（MC）を務める『行列のできる法律相談所』としてスタートした同番組は、紳助の引退もあり、多くの有名タレントが交代交代でMCを務めてきた。

 

　2月16日に放送1000回を迎えるが、999回めの放送となった9日には「999回！ 歴代スペシャルMC名場面」と題し、過去にMCを務めたタレントの映像が流された。

 

「現在、MCを務める東野幸治さんとフットボールアワー・後藤輝基さんが初出演した当時の映像が流れた後、これまでゲスト出演した “スペシャルMC” が紹介されました。

 

　2011年のピース・綾部祐二さんや2020年の嵐・二宮和也さん、2022年の加藤浩次さん、さらに2024年の元SMAP・香取慎吾さんなど、豪華なメンバーの映像が流れたのです」（芸能記者）

 

　22年間続いた番組を支えたMCの秘蔵映像が紹介され、大盛り上がりで幕を閉じた。

 

　ただ、Xでは《中居くん観れない》《特別MCには中居君もいたはず‥》《何回も司会してるよね？ やっぱりその映像すら出ないよね？》など、中居の映像が流れなかったことを指摘する声が聞こえている。

 

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　中居と『行列のできる相談所』は関わりが深かった。

 

「2018年に初出演した中居さんは、MCを何度か務めています。しかし、今回の番組で映像や写真はいっさいありませんでした。

　麒麟・川島明さんやTOKIO・松岡昌宏さんなど、1回限りのMCを務めたタレントで映像がなかった人もいますが、複数回出演した中居さんがスルーされる形になったのです。

 

　また、同じ元SMAPメンバーの香取さんの映像が流れたことで、扱いの差を感じる人もいたのでしょう」（前出・芸能記者）

 

　中居は2024年12月の「NEWSポストセブン」と「文春オンライン」で、2023年6月に芸能関係の女性とトラブルを起こしていたことが報じられた。

 

　年明けに中居のレギュラー番組の打ち切りや降板が決まり、1月23日に芸能界を引退することになった。こうした不祥事が “映像カット” に影響を与えたようにも見えるが、前出の芸能記者はこう語る。

 

「映像紹介の前に、東野さんが『都合があって出ない方もいらっしゃいます』と前置きし、闇営業問題で降板になった宮迫博之さんと “多目的トイレ不倫” が取りざたされたアンジャッシュ・渡部建さんの名前を出して、イジる場面がありました。

 

　また、2011年に反社会的勢力との交際を理由に引退した島田さんに関しても、シルエットが映され、『急きょお休みになり……』と紹介されたのです。

 

　しかし、中居さんに関しては、東野さんも名前を出さないまま終わってしまいました。ある意味、中居さんが不祥事タレントよりも “タブー扱い” された印象を受けた人もいたのだと思われます」

 

　引退発表から2週間足らずで、存在がスルーされることになった中居。今後、こうした対応が増える可能性があるという。

 

「引退発表の際、中居さんはマネジメント窓口にしていた個人事務所『のんびりなかい』を廃業することを明かしました。そもそも映像を使用する許諾が取れないことも考えられます。

 

　一方で、報道番組などではSMAP時代の映像が流れることがたびたびありますが、これはあくまで “報道利用” という認識だと思われます。当面の間、バラエティ番組の総集編などでは、中居さんの映像使用は難しいかもしれませんね」（前出・芸能記者）

 

　SMAPのリーダーとして、司会者として、高い人気を誇った中居だが、もうテレビで見られないのか──。