
「なすなかにし」の那須晃行(左)と中西茂樹(写真・時事通信)
従兄弟同士ならではの息の合った漫才が代名詞の那須晃行と中西茂樹によるお笑いコンビ「なすなかにし」。彼らが、4月16日に公式YouTubeチャンネル「なすなかの日常」を更新した。
「2人は、那須さんの母親と中西さんの父親が姉弟という従兄弟です。2001年にコンビを結成し、2004年に上方お笑い大賞新人賞、2007年には上方漫才大賞優秀新人賞を受賞するなど、若手のころから注目されていました。
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ただ、東京進出後は10年近く、鳴かず飛ばずの状態が続いていたんです。本格的にブレイクしたのは、互いに40代になった2021年ごろ。ここ数年は年間約300本のロケをこなすこともありました」(芸能記者)
ダミ声の中西と甘いマスクの那須による「おじさんなのに仲がよすぎる掛け合い」が持ち味の2人。
16日に更新したYouTubeの内容も、キヤノン製のカメラを買った中西が、那須のかっこいい瞬間を収めるというロケ。「今日はあらゆるお前を撮らせてくれ」という中西に、那須は笑いながら「わかった」と言い、会議室から外へ出て、街中で那須のモデル顔負けの様々な表情をカメラに収めた。
これに対して、コメント欄でも《さすが那須さんイケメン!どんな写真も様になっていますね》《ナイスショット!!!!どれもかっこいい!!笑笑》《那須くんて…女性で言ったら…中山美穂》と、那須のイケメンぶりを持ち上げる声が多く聞かれた。
「こんな掛け合いもできなくなるピンチがありました」とは、前出の芸能記者。彼が続ける。
「順風満帆で、かなり多忙だった2023年12月12日に那須さんが脳梗塞を発症し、緊急のカテーテル手術を受けたんです。約1カ月後に退院し、2024年4月8日放送のバラエティ番組『ラヴィット!』(TBS系)に、中西さんとともに生出演し、無事に仕事復帰を果たしました。
ただ、2024年6月にゲスト出演した『有吉くんの正直さんぽ』(フジテレビ系)では、言葉を間違えることがあると明かし、当時も言語障害のリハビリを続けていたそうです。今回の動画を観る限りでは、そうした心配は無さそうでしたね」
那須は4月12日、自身のXで《本日をもって 病院でお世話になったすべてのリハビリを卒業いたしました》と報告し、病院のスタッフに感謝の気持ちをつづっていた。
発症から1年4カ月でリハビリを“完全卒業”した那須。ファンも安心して見られるからこそ、よりイケメンに見えるのかも。