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【怪演が絶賛】『べらぼう』人気俳優の“鼻水ダラダラ”姿がお茶の間に! それでもファンたちが驚かなかった「牛乳リバース」の過去

『べらぼう』主演の横浜流星
4月20日にNHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』の第16話が放送された。
『べらぼう』は、日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、時にお上に目をつけられてもおもしろさを追求し続けた人物「蔦重」こと蔦屋重三郎(つたや・じゅうざぶろう)の波乱万丈の生涯を描く物語。
主演を俳優の横浜流星が務めているが、第16話は「さらば源内、見立は蓬莱(ほうらい)」と題されたように、江戸時代中期に活躍した“異才”の平賀源内が物語の中心になった。源内を演じたのは、俳優の安田顕だ。
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源内は、西洋の医療器具「エレキテル(静電気発生機)」を復元したことで知られているが、今回の物語では、そのエレキテルが職人によって模造された結果、「エレキテルは効かない」という風評が流される源内の苦悩が描かれた。
ただでさえ精神的に不安定な源内は、仲よくしていた大工に差し出されたタバコを吸うと、幻聴が聞こえ始め、家中をヒステリックに暴れまわるという描写へ。
芸能記者がこう話す。
「この場面での安田さんは、4分ほどの長尺の“一人芝居”を見せていました。かなり熱の入った“怪演”で、放送後、視聴者から絶賛の声が多く聞かれていました。演技中、安田さんは涙のみならず、脂汗をかき、鼻水をダラダラと垂れ流すという迫真の姿で、源内の精神状態を極限まで再現していました」
お茶の間が多く見るゴールデン帯の大河ドラマで、人気俳優が恥ずかしげもなく“鼻水”まで見せたことにほとんどの視聴者は驚いただろう。
しかし、Xでは一部の視聴者から《安田顕の演技凄かったな 水どうで牛乳吐いてた時以来の鼻水見たよ》《牛乳リバースのヤスケンと同一人物とは思えないよぉ・・・》《鬼気迫る演技に引き込まれたけど、時々、小岩井農場で牛乳リバースしちゃった姿が脳裏をよぎって没入を邪魔してきてた》と、安田の演技に“牛乳”がチラついたという声が……。
前出の芸能記者が続ける。
「北海道の劇団『TEAM NACS』所属の安田さんは、同劇団の大泉洋さんを一躍、有名にしたバラエティ番組『水曜どうでしょう』や『ハナタレナックス』(ともに北海道テレビ)にも出演していたことで知られています。
それだけでなく、安田さんは“牛乳の早飲み”の得意技で知られており、たびたび番組内でそのチャレンジをしたのですが、飲んだ牛乳をリバース(吐いて)しまうことも多く、番組ファンからはネタにされているのです」
ドラマとバラエティで“硬軟”使い分ける俳優も多いが、演技のなかでそれが融合するのは珍しいかもーー。