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ホラン千秋、“楽屋”に面識ない「TBSベテラン局員」が無断侵入で鉢合わせ!『Nスタ』卒業直前に起きていた「恐怖トラブル」

3月27日に『Nスタ』を卒業したホラン千秋(写真・金谷千治)
8年務めた夕方の報道番組『Nスタ』(TBS系)のメインキャスターを卒業したタレントのホラン千秋。じつは、その卒業直前にカメラの映らぬ場所でトラブルが発生していた――。
「これまでTBSアナウンサーやフリーアナウンサーが務めてきたTBSの“夕方の顔”でしたが、2017年にタレントとして異例の抜擢となったのが、ホランさんでした。
2025年3月27日の放送で『Nスタ』を卒業し、この日は日本テレビ系『news every.』に視聴率で上回り、同時間帯トップに輝くなど、最後の最後まで“大きな貢献”を見せていたんです」(芸能記者)
同日の放送直後には、300人近くが集結する「送別会」もおこなわれた。だが、そんなホランを恐怖させるトラブルが、卒業の約2週間前の3月11日の夜に起きていた。TBS関係者がこう話す。
「この日、ホランさんは2011年の同日に発生した『東日本大震災』の特集のため、宮城県山元町から中継をおこなっていました。TBS内に彼女の“楽屋”として打ち合わせ室が用意されていましたが、ホランさんが被災地の中継から夜遅くに戻ると、その部屋に年配の見知らぬ男が無断で侵入していたのです。
通常なら夕方で生放送が終わるので、ホランさんはもう局内にいないと思ったのでしょうか。まさに、鉢合わせという状況で、男は走って部屋から逃げ出し、ホランさんはかなり動揺した、と私は聞いています。
じつは、その男は『TBS局員』だったのですが、『Nスタ』にはまったく携わっていない“部外者”だったんです。ホランさんや事務所としては、TBSにも抗議してもおかしくない問題だと思いますが……」
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ホランの“楽屋”に侵入していた「TBS局員」とはどんな人物だったのか。この関係者が続ける。
「60歳を過ぎていて、定年退職後に再雇用されたAさんという方です。かつては報道番組のプロデューサーを務めたことがある局内では有名な人物で、現在は『Nスタ』とは別の報道番組に携わっています。
Aさんが侵入した動機は不明ですが、ホランさんの物を盗んだりなどの“実害”はなかったそうで、TBSとしても大ごとにしたくないのかもしれません。ただ、彼が騒動を起こしたのは初めてではありません。かつて、野球日本代表で活躍したラーズ・ヌートバー選手がTBSを訪れた際にも、強引にサインを貰うなどして、局内で問題になったこともありましたからね。
こうした騒動をたびたび起こしているAさんですが、今回も懲戒処分などのお咎めはないと聞いています。というのも、彼はTBSホールディングスの阿部龍二郎社長と同期入社で親しいため、『社長の温情で、Aさんは自宅謹慎程度で済んでいるのではないか』と反発する若手局員もいます」
また、別の番組制作スタッフも、A氏について「Aさんのトラブル自体も『Nスタ』の一部スタッフしか聞かされていないみたいですね。現在、Aさんが担当している番組の現場でも、休みの理由が体調不良か何かとされているようで、ほとんど詳細を聞かされていないそうです」と話す。
本誌がTBSに、A氏の“無断侵入”への見解や、懲戒処分の有無を尋ねると当日のトラブル発生を認めた。TBSはこう回答している。
「ホラン千秋さんが使用していた打ち合わせ室に、当該社員が立ち入ったことは事実です。しかしながら、社員は走って逃げておらず、ホランさんサイドから抗議を受けていないなど、ご指摘には事実と異なる部分がございます。当初から、ホランさんサイドと連絡を取り合っており、引き続き、適切に対応してまいります」
また、本誌はホランの所属事務所にも見解を尋ねており、次の回答が寄せられた。
「控え室にTBS社員の方が入っていたことは確認しておりますが、ホランおよび当社スタッフは少し驚いたものの、特に抗議などはおこなっておりません。当社スタッフより、今後、同様の事態が起きないように話し合いをさせていただきました」
ことが大きくならなかったとはいえ、局のセキュリティを揺るがす大問題。“報道のTBS”も気になる大ニュースだったのでは――。