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大阪万博「ぬいぐるみベンチ」に批判殺到で撤去…任天堂“許諾ナシ”で「ポケモン顔隠し展示」疑惑も

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記事投稿日:2025.04.25 19:45 最終更新日:2025.04.25 21:17
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
大阪万博「ぬいぐるみベンチ」に批判殺到で撤去…任天堂“許諾ナシ”で「ポケモン顔隠し展示」疑惑も

2025年4月13日に開幕した大阪万博

 

 現在開催中の大阪・関西万博で、一部展示品が撤去されるトラブルが起こった。撤去されたのは株式会社ワイドレジャーが展示していたアップサイクル家具だった。詳細を社会部記者が語る。

 

 

「アップサイクルとは廃棄品や不用品を使って新たな用途の物を生み出すことです。エコロジーな事業として注目を集めています。この会社は、ゲームセンター運営など、アミューズメント事業を手がけており、景品のぬいぐるみをパックに詰めて作ったベンチを展示していました。しかし『かわいそう』といった批判が相次ぎ、撤去に至っているのです」

 

 ワイドレジャーは4月24日に《大阪・関西万博「遊んでい館?」展示物一部撤去のお知らせ》と題した文章をアップ。《今回の展示は、「役目を終えたぬいぐるみに、もう一度活躍の場を」という想いから、アップサイクルの一環として企画したものではありましたが、結果として、ぬいぐるみに愛着を持つ方々へ不快感を与えてしまったことを、真摯に受け止めております》と経緯の説明と謝罪を行った。

 

 だが、今回の炎上では、たんに批判が相次いだだけでなく、大企業が怒りの声明を発するにまで至ってしまった。前出の社会部記者が続ける。

 

「ぎゅうぎゅうに詰められたぬいぐるみのうち、キャラクター名まで特定されてしまったものもあり、ポケモンのキャラクターを“発見”する人も。『ピンズバ』では、ポケモンを世に出した任天堂にこのベンチについての見解を聞いていますが、『万博での展示については当社が許諾したものではなく、コメントは差し控えさせていただきたく存じます』との回答。同社の怒りが感じ取れます。

 

 万博ではなおも一部の参加国のパビリオンが工事中であるなど、圧倒的な準備不足が指摘されています。ぬいぐるみベンチも想定される反応などを慎重に検討すべきだったのではないでしょうか」

 

 さらに同社の展示について、Xでは「ポケモンのぬいぐるみの顔が隠れるように展示していたのでは?」という新たな疑惑まで取りざたされている。

 

《よくみるとポケモンの顔を出さないように配置してない?要するに無許可だからポケモンだとバレないように顔を隠して配置したのでは?》

 

《“リサイクル“にしてももっと他にあるよね。顔を見せないようにうつ伏せにさせてるのも腹立つ。腹立つーーー》

 

《顔を隠してはいるようだがワシにすらポケモンとわかるレベルの物を任天堂に無許諾だしそれをケツの下敷きって流石にファンは怒るわ》

 

 確かに、展示当時の写真を見ると、全てのぬいぐるみがベンチ中央を向くように配置されている。「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに掲げる万博だが、キャラクターの“命”まで問われるとは想定外だっただろう。

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