
中村獅童
5月25日、歌舞伎役者の中村獅童が、6人組アイドルグループ「SixTONES」の冠バラエティ番組『Golden SixTONES』(日本テレビ系)に出演した。この日、中村の2人の息子も参戦したが、番組内での子どもの言動が気になる視聴者もいたようだ。
毎回、SixTONESがゲストを迎えて、一緒に楽しむことをテーマにした同番組で、今回は初めての“親子出演”が実現した。
「獅童さんの長男の陽喜(はるき)さんは7歳、次男の夏幹(なつき)さんは4歳です。陽喜さんは4歳のときに初お目見得をし、2024年6月に上演された歌舞伎座『六月歌舞伎』に夏幹さんも出演し、晴れて2人とも“歌舞伎デビュー”することになったのです。陽喜さん、夏幹さんもシュッとした目元が獅童さんそっくりで、親子3人のバラエティ出演に注目が集まりました」(スポーツ紙記者)
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この日は、日本テレビのお天気キャラクター「そらジロー」がさまざまな課題に挑む様子をクイズ形式で予想したり、獅童がSixTONESメンバーとラーメンを調理して対決する企画がおこなわれた。
番組は終始大盛り上がりで幕を閉じたが、Xでは
《収録時間、そんなに短くないだろうにはるき君もなつき君もよく頑張っててエラい》
《ちびっこちゃんたち、ちょい生意気だけどテレビの現場でこれだけ喋れるのは大物すぎるな?!》
など、獅童の息子2人を微笑ましく見る声があがっている。
一方で、
《中村獅童の息子、もう少し言葉遣いどうにかしたら。 これからお父さんみたいに人前に立つんでしょう?》
《息子たちくっそタメ口なんやな。そういうの直されそうな家柄だけど違うのか》
といった、眉をひそめる声も……。番組内で、SixTONESメンバーと獅童の息子が話す場面もあったが、そこでの言動が気になる人もいたようだ。
「陽喜さんも、夏幹さんも、SixTONESの6人に対して、終始、タメ口で接していたのです。『お父さんに怒られることある?』と聞かれた夏幹さんが『そりゃ、あるよ』と真顔で切り返したり、クイズに正解した陽喜さんがコメントを求められて『順番的にいくと思った』と自慢げに答える場面がありました。
2人の年齢を考えると、年相応の“ヤンチャ”ぶりを可愛らしく感じる視聴者も多かったことでしょう。ただ、すでに歌舞伎俳優としてデビューしており、テレビの仕事であることから、年長者に対する言葉遣いが気になった人もいたようです。最近は、子役でも、受け答えがしっかりしていたり、きちんと敬語を使える人も多いので、どうしても比較されてしまうのでしょう」(芸能記者)
獅童は2015年に元会社員の沙織さんと再婚し、2人の子どもが誕生した。自身のInstagramでは、たびたび子どもと一緒に遊ぶ写真を投稿しており、よき父親ぶりがうかがえる。
ただ、子育てには強い思いを持っていたようだ。
「2022年の歌舞伎公式サイト『歌舞伎人』のインタビューで、子どもとの向き合い方について聞かれた際、獅童さんは、《なるべく子ども扱いしないということですね。子どもだからいいということではなく、なるべく大人扱いをするようにしています》と語っています。子どもだからといって変に甘やかさず、大人と同等に接するようにしているのでしょう。
独身時代はヤンチャな印象が強かった獅童さんですが、子育てには厳格な印象を持つ人もいたと思われます。それだけに、今回の番組内でのお子さんの言動に関して、獅童さんの子育てにも疑問を持たれてしまったのかもしれませんね」(前出・芸能記者)
芸能界に足を踏み入れたばかりの2人だが、歌舞伎役者として経験を積み、父を超える逸材になることを期待したい。