
5月26日放送の『欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞グランドチャンピオン大会in万博」(日本テレビ系)に出演した “欽ちゃん” こと萩本欽一に心配の声があがっている。
「2025年1月に放送された第100回大会以来、4カ月ぶりとなった『仮装大賞』ですが、今回はグランドチャンピオン大会。これまで表彰されてきた27作品のなかから “真の王者” を決めるという特別企画でした。
当時のメンバーが再集結したり、そのお子さんが引き継いでコピーしたり、番組ファンにはたまらない内容でした」(芸能ジャーナリスト)
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なかには20年前に同番組に出場したという参加者も登場。“欽ちゃん” に会える喜びをあらわにしていた。しかし、当の萩本はというとーー。
「かつてのような張りのある声はなく、か細いものでした。具合が悪かったのかどうか定かではありませんが、顔色もすぐれず、また立っているのも、どこかしんどそうでした。再会の感慨に浸る余裕もなかったように見えました」(前出・芸能ジャーナリスト)
このため、番組進行はほぼすべてパートナーの香取慎吾が担当。恒例の「合格ぅー!」の掛け声も、出場者へのインタビューも、審査員に感想を求めるのも、香取が一手に担う形となった。
現在84歳の欽ちゃん。もちろん「元気そう」という声もあったが、ほぼトークなしの姿に、Xでは体調を気遣う声も寄せられた。
《欽ちゃんもう滑舌が》
《萩本欽一さん久しぶりに見た 痩せたなあ》
など、心配する視聴者が続出したのだ。今年で46年を迎える『仮装大賞』。その象徴ともいえる萩本の近況について、芸能プロ関係者がこう語る。
「じつはここ数年、放送があるたびに番組引退について “弱音” ともとれる発言を繰り返しています。
大きな話題となったのは2021年の第98回大会で、『今回で私、この番組終わり』と勇退を示唆したのです。3年後の2024年2月の大会ではそれを撤回したものの、今年1月にも再び引退を示唆する発言をしています。
休憩を挟みつつも、2時間以上の収録で立ち続けるのは、84歳には相当な負担のはず。それでも局からの説得や、香取らの強い思いや励ましで、なんとか続けているようです」
そもそも、番組自体が長寿番組として限界を迎えているという。
「全盛期は “正月の風物詩” として定着していましたが、放送時期がどんどんずれ込んでいることからもわかるように、正直、日テレのキラーコンテンツではなくなっています。
安心感が得られる一方で、退屈という声も少なくありません。“素人の仮装” という意味では、SNSに無数に動画が並んでいる状況ですからね」(前出・芸能プロ関係者)
名物司会者の引き際も、確実に近づいているーー。