ロンブー電撃解散で、その場にいた “人気芸人” は茫然自失…32年間コンビ続けるも、年々広がる距離感

 

　コンビとしての最後は、2人の思い出がたくさん詰まった番組だった──。

 

　6月24日、ロンドンブーツ1号2号の田村淳と田村亮が司会を務める『ロンドンハーツ』（テレビ朝日系）に生出演し、結成32年めのコンビの解散を発表した。

 

「『ロンハー』は1999年から放送されている2人の冠番組です。番組は26年めに突入していることもあり、2人にとってはともに成長してきた番組でした。

 

　ロンブーの2人は、結成当時からお笑い界では “異端児”。昭和の匂いが残る典型的なお笑いではなく、まずビジュアルからして違いました。淳さんは赤髪、亮さんは金髪、そのうえストリート系のファッションで若者から絶大な支持を得て、テレビや舞台だけでなく、多くのファッション雑誌にも載り、お笑いのイメージを変えました。

 

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　2019年、亮さんが反社会的勢力が関与する闇営業に関与したことで謹慎になりました。それでも2人はコンビの継続を選択し、亮さんの謹慎中は淳さんが冠番組を一人で守り抜きました。

 

　亮さんは、復帰後、近年はマラソン好きも手伝って、ランニングイベントを開催したり、自動車レーサーとして活動したり、活動の場を広げています。ただ、闇営業以降、ソロでの仕事が増えた結果、2人の距離感が年々広がっていったのかもしれません」（芸能記者）

 

　淳は「ホント、つらいことも楽しいことも、亮さんと一緒に過ごせて。このコンビを組めたことは、僕は本当に幸せだったなと思うし、なにより僕たちのことを応援してくださったみなさん、本当にありがとうございました」と語った。

 

　亮も「我々2人でちゃんといろいろチャレンジしていきたいと思いますので、引き続き応援をよろしくお願いします。ありがとうございました、ありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。

 

　そして、その場に居合わせたのが「アンタッチャブル」の山崎弘也、狩野英孝と「FUJIWARA」の藤本敏史だ。

 

「狩野さんが解散を含む手紙を読むと目をまんまるにして、フジモンさんとザキヤマさんと顔を見合わせていました。突然の解散発表に茫然自失の状態でした」（同）

 

　放送終了後、狩野はXを更新。

 

《学生時代から楽しく番組を拝見してて、自分が芸人になってずっとお世話になってきました。凄く寂しい気持ちはありますが、お2人が個々で活動されていく事に安心しました。（中略）本当にお疲れ様でした》

 

　と、心境を語った。

 

　コンビを解散しても『ロンハー』は引き続き2人でやっていくという。