エンタメ・アイドル
【自宅に身元不明遺体】遠野なぎこ 実母による虐待とヤングケアラー「報われる社会であってほしい」壮絶すぎる人生に集まる同情

遠野なぎこ(写真・本人Instagramより)
遠野なぎこに関するショッキングな報道に世間は大きな衝撃を受けたーー。
7月4日、東京・豊島区にある遠野の自宅マンションから身元不明の遺体が発見されたことが判明した。
「7月3日の夕方に、救急車や警察がやってきました。遠野さんは5、6年ぐらい前から住んでいたはずです。最初はペットが脱走したとか、ガス漏れじゃないかと噂していたんですが、出入りする人たちの人数や表情を見るに、そんな“簡単なトラブル”ではなさそうだと感じました」(近隣住民)
発見された遺体は腐乱死体で警察はDNA鑑定を進めているという。
関連記事:【遠野なぎこ、自宅から身元不明の遺体】近隣住民が語る“騒ぎ”と“異臭”…警察による「DNA鑑定結果」は週明けか
「死後数日経っており、暑さのためか遺体が腐乱していたので身元の判別が難しいようです。鑑定結果は週明けになりそうで、遠野さん本人と連絡がつかないので関係者は不安を抱えています」(社会部記者)
『NEWSポストセブン』は、連絡が付かなくなった遠野を心配した訪問介護のヘルパーが管理会社に連絡したと報じている。
本誌は遠野の連絡先とされる携帯番号に連絡したが、すぐに留守電となり、7月5日時点で返答はない。
突然の報道に、X上では彼女を心配する声と壮絶すぎる人生に同情があふれている。
《遠野なぎこさんの人生壮絶すぎて泣きそう》
《遠野なぎこ悲しいな生い立ちが壮絶すぎるけど、なんかそこに対して一生懸命に生きてる人だなと思ってた》
《遠野なぎこ知っていたけどこんな壮絶な過去があったとは知らなかった…こういう人がサポートされる、報われる社会であって欲しい…》
遠野は15歳から患っている摂食障害を公表しており、6月27日にはうつ病であることも自身のブログで明かしていた。彼女の情緒が不安定な背景には、周囲の環境があるかもしれないと語るのは芸能ジャーナリストだ。
「4姉妹の長女として6歳から芸能活動をしている遠野さん。1999年にはNHK朝の連続テレビ小説『すずらん』でヒロインを務めるなど輝かしい経歴を持つ一方で、実母に虐待を受けており、母親の言葉がきっかけで摂食障害になってしまったようです。
そんな彼女は、15歳で『未成年』(TBS系)に援助交際をする女の子役で出演。作中でも母親との確執を抱える役でした。その後、実生活でも心に限界をきたし、母親の精神薬を過剰摂取して自殺を図りますが失敗。それでも母親は見舞いに来なかったそうです。
ヤングケアラーとして母親に代わり幼い弟と妹の世話をしてきましたが、16歳で実家を出て家族と絶縁。しかし、彼女が受けた心の傷は深く自傷行為を繰り返し自殺未遂をすることもありました。2024年4月に公開されたインタビュー記事では、実母は2022年に自殺したと語っています。きっかけは母親の3度めの結婚相手が癌で亡くなったことで、その翌日に、後追いで亡くなったそうです。
遠野さん自身は《希死念慮はたまに起きますね。でも母と同じことはしたくない》と語った上で、死にたい気持ちから逃れるのは、《泣く。睡眠薬を飲んで寝る。インスタを更新する時もあります。(中略)でも昔買ったロープとかは捨てられない。しないですよ》と語っています。
彼女の身にいったい何が起きているのか不明ですが、幼い頃から家族関係に悩んできたのは間違いありません。まずは警察の捜査発表が待たれます」
無事であってほしいが……。