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【パニック障害とうつ病告白】河本準一「負けてしまう」“2つの言葉” を告白…ありがたかったのはネプチューン名倉の「ひと言」

次長課長・河本準一
パニック障害とうつ病を公表して休養していたお笑いコンビ次長課長の河本準一が、7月20日までに自身のYouTubeチャンネル「河本じゅんちゃんねる」を更新。復帰の報告とともに、病気のきっかけや現在の病状を克明に語った。
動画では、はんにゃ金田哲とピン芸人たけだバーベキューと、一緒に焚き火を囲んだ河本。症状を自覚したのは「去年の8月くらい」と語り、突然体にかゆみが出たり、冷や汗、不眠、呼吸困難などが出始めたという。おかしいと思いながら日々は過ぎ、1月27日のABEMAの生放送出演時に呼吸ができなくなったという。
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「何回やっても(息を)吸えないとか。本当は、冷静に考えたら吐けばいいのよ。でももうパニックで、すっすっすって連続で吸ってるから、息を吐かれへん」
という状態に。生放送中に外に出て倒れ、救急車で搬送されたという。
「今年2月に体調不良による当面の休養を発表したときは、パニック障害とうつの診断は受けていたようです。6月1日に自身のXで病名を発表。《まだ完全体ではありませんが、ところが少しずつ体の調子が戻って来ましたのでゆっくりゆっくり1歩ずつ前を向いて進んで行ければと思います》と報告していました」(芸能記者)
6月28日にはラジオの生放送にも復帰。徐々に仕事も増やしているようだが、前出のYouTubeでは周囲に心配されてかけられる “ある言葉” に悩まされたと告白した。
「河本さんは、『“大丈夫?” とか “頑張ってる?” とかっていう言葉が非常に重みになる。それに負けてしまう人もいるのよ、心が』と、よかれと思っての励ましがつらいと吐露しました。
それにはんにゃ金田さんが『さんざん頑張って生きてる人に “頑張れよ” なんて言えないですもんね』と話すと『うつ病になっている人たちはそれをそう受け取れない。“俺がこんなに頑張ってるのにもうこれ以上言わんといてくれ” と』などと、理解を求めました。
さらに、河本さんと同じくうつ症状に苦しんだネプチューンの名倉潤さんらからのひと言にも言及しました。
『名倉さんから一番最初に電話かかってきて、開口一番、最初の言葉が “よう頑張ったな” だった』『すっごい明るい声で “よう頑張ったな〜” って。“おう、偉かったで。よう頑張った、頑張った。休みぃ〜” って』と言われたことが、本当にありがたかったと明かし、うつ症状がある人への声かけの難しさを語りました」(同)
Xでは、
《みな何を言ってイイか分からないところ…体験者だから言える言葉ですよね》
《経験者だからわかる「よー頑張ったな」やね》
《納得してもた 大丈夫か聞かれたら大丈夫って答えるしかない自分で大丈夫じゃないの分かってないパターンもあるしな 頑張ったなーあぁ自分頑張ったんやってなった泣くでコレわ》
など、共感の言葉が多く書き込まれている。
「テレビでは非常に明るく、元気なキャラの河本さんですが、実際はすごく気遣いの人です。2012年の生活保護不正受給騒動のときも、悩んでいましたね。
2010年、2015年には急性膵炎での入院もありましたし、その後も悩み事が多かった印象です。はっきりと診断されたことで、対応もしやすくなりますし、ゆっくりと療養してほしいですね」(同)
人によって “つらくなるトリガー” は違うはず。とにかく相手に寄り添うことが大切なのだろう。