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『放送局占拠』最終話ラスト30秒にぶっ込まれた衝撃! 櫻井翔に “家族がらみ” で受難が続きすぎな件【ネタバレあり】

櫻井翔演じる主人公の “家族がらみ” の受難はまだまだ続きそうだ……。
9月20日(土)に最終話(第10話)が放送された嵐・櫻井翔主演のタイムリミット・バトル・サスペンスドラマ『放送局占拠』(日本テレビ系)。
2023年1月期放送の『大病院占拠』、2024年1月期放送の『新空港占拠』に続くシリーズ第3弾だ。
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『大病院占拠』『新空港占拠』ともに仮面をかぶった謎の武装集団に巨大施設が占拠され、櫻井演じる刑事・武蔵三郎が事件解決に奔走するというストーリー。今回の『放送局占拠』もフォーマットは同じで、東京都知事選を控えて選挙特番を放送していたテレビ局が、妖怪の仮面をかぶった武装集団に占拠されてしまうという展開だった。
■【ネタバレあり】加藤清史郎の復讐劇の結末は?
ここからは最終話のネタバレを含むため、ご注意を。
テレビ局を占拠した武装集団「妖(あやかし)」のリーダー「般若」は、武蔵の後輩刑事である伊吹裕志(加藤清史郎)ということは、中盤回で明らかになっていた。伊吹は後輩というだけでなく、武蔵の妻・裕子(比嘉愛未)の弟でもあるので、義弟にあたる。
伊吹の目的は、恋人が自ら命を絶つことになった復讐だったが、その最終標的は偽情報に踊らされるテレビの前の視聴者たち。「妖」は懸賞のプレゼントとして爆弾を仕込ませたテレビを全国各地に3000台もばらまいており、それを爆発させるという大量殺人計画だったのだ。
しかし、武蔵がテレビの前の視聴者に語りかけることで、爆発阻止に成功。無事に義弟の凶行を食い止めたのだった。
――さて、武蔵の家族がらみの受難は、これが初めてではない。実は、2作目『新空港占拠』では、ある壮大な計画を遂行するために、邪魔な人間を次々と排除していた黒幕的存在「山猫」の正体が、武蔵の実の姉・二葉(奥貫薫)だったのである。
つまり2作目、3作目は主人公の家族から “大犯罪者” が出てしまっていたという物語だったのだ。
■ラスト30秒で妻を演じた比嘉愛未が怪しく登場!
けれど、どうやらそれだけでは終わらない様子。主人公の家族から3人目の犯罪者が出てしまう可能性が、『放送局占拠』最終話のラスト30秒でぶっ込まれたのである。
ラストシーンには、1作目『大病院占拠』のラスボスであり、2作目、3作目にも登場していた武蔵の宿敵、「青鬼」大和(timelesz 菊池風磨)が登場。大和は高層ビルの屋上で謎の人物と待ち合わせをしていたのだが、その人物を演じていたのは比嘉愛未だったのだ。
一瞬、武蔵の妻・裕子が闇堕ちしたのかと思ったが、これはおそらく別キャラ。裕子・伊吹姉弟の間にもう1人姉妹がいるという設定が明かされていたため、大和と密会していたのは裕子の双子の妹という可能性が高そう。
ただ、そうだとしても武蔵にとっては義妹になる。続編が制作されて裕子の双子が新たな武装集団の首謀者になるようなら、主人公の家族から3人目の大犯罪者が出てしまうことになる。
■本編の後日譚で続編の布石が散りばめられている?
まだ続編が制作されることが発表されているわけではないものの、実は “半公式発表” はされている状態。
前述したとおり、本編ラスト30秒は菊池風磨と比嘉愛未で続編が匂わされていたわけだが、Huluオリジナルストーリーとして公開スタートした番外編では、新シリーズのヒントが散りばめられているという。
Huluオリジナルストーリー『放送局占拠後 SEQUEL』は本編の後日譚。「般若」伊吹のその後が描かれる前後編(前編は配信中/後編は9月27日に配信開始)ということなので、『占拠』シリーズの時系列において “もっとも後” のストーリーになっている。
そして、後編では新シリーズの布石となるようなシーンがあると予告されているのだ。まだ正式に続編発表がされているわけではないが、もう “ほぼ確定” と言えるだろう。
続編が制作されるとなれば、比嘉愛未が一人二役で双子を演じることも濃厚で、主人公・武蔵の家族がらみの受難がまたまた勃発することになりそうだ。
シリーズ初期は酷評されることもあったが、なんだかんだSNSで毎回大きな話題を呼び、人気作に成長した『占拠』シリーズ。ファンは続編を熱望しているに違いない。