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長野智子「バラエティで勉強したことが報道に役立っている」

エンタメ・アイドル 投稿日:2018.05.13 16:00FLASH編集部

長野智子「バラエティで勉強したことが報道に役立っている」

 

 キャスターの長野智子が、5月6日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に出演した。

 

 ここ20年近くテレビ朝日の報道番組を中心に活動してきた長野。もともとキャリアをスタートさせたのはフジテレビで、バラエティ番組を担当することが多かった。番組では、長野と同様にフリーアナウンサーとなった八木亜希子と、現役社員の島田彩夏らと語り合った。

 

 島田から「エゴサーチしますか?」と質問された長野は、「私はすごいやる。やっぱり伝えたことに対して、どんなリアクションなのかを知りたくて。ニュースはネガティブも知っておいた方がいいのかなと」と応じる。

 

 続けて「(報道を)長くやっていて心が折れることとかって(ないのか)?」と聞かれ、「これが全然ないのよね。フジテレビの女子アナのときにニュースをやりたくてもずっとできなくって。37歳で初めて(本格的な)ニュースの仕事。『やっとこれができた』って思いでいまに来ちゃってるので、スタートが遅いぶん、それがないのよ」と明かしていた。

 

 入社した当初は「『セサミストリート』みたいな番組をやりたいです」と先輩アナの露木茂に発言し、「そんな番組フジテレビにあるわけねえだろ」と一蹴された。5年半在籍したフジテレビでの仕事についてこう振り返る。

 

「家にあんまり帰らなかった記憶がある。楽屋で寝てたりとか。朝の帯(番組)をやりながら、『(オレたち)ひょうきん族』をやって、24時間テレビ(『FNSの日』)が始まったときがあって。もうわからなくなっちゃって24時間テレビの間に寝てた(笑)」

 

 このような状況下でも、「報道がやりたい」と周囲に漏らしていたという。長野はなぜそんなにも報道にこだわったのか。

 

「新人アナウンサーのレポートのときに、御巣鷹山の日航機の事故(1985年、JAL123便の墜落)があって。そのとき取材をしたことがきっかけで、ニュースがやりたいと」

 

 報道の世界に目覚めた長野だが、実際には「全然違う方向に行ってしまった」。

 

 アナウンサーのバラエティ番組への起用は近年では珍しくないが、長野の場合は司会などの補助ではなく、コントに出演し、芸人と同じような仕事を任されていたという。

 

「『酔っぱらい隊』っていうのを組まされて、顔を真っ赤に染めて、歌舞伎町で踊るっていうロケがあったときには、さすがに『私、何やってるんだろう』と(笑)」

 

 自分の意に沿わない環境で激務に追われた長野だが、バラエティでの経験が無駄ではなかったと説明する。

 

「この年齢でニュースの仕事をしているんだけども、ベースはほぼあの時代に学んだこと。バラエティをやって勉強したことが、すごくいま役に立っていて。例えば瞬発力であるとか、スタジオでのハプニングに強いとか、すべてはあの時代のもの。私にとっては絶対必要なこと(訓練)だった」

 

 2017年からは『サンデーニュース』(テレビ朝日系)のメインキャスターに就任し、報道の最前線で活躍する長野。彼女の原点は、報道とは対極とも思えるバラエティ時代にあったようだ。

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