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尼神インター誠子「それは高3の夏、M-1見て人生が変わったの」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.11.20 06:00 最終更新日:2018.11.20 15:45
去年の春に東京進出したばかりなのに、バラエティ番組にひっぱりだこ。さらにドラマ『僕とシッポと神楽坂』(テレビ朝日系)にゲスト出演し、念願のドラマデビューも果たした尼神インター誠子。
大学進学を蹴ってまで吉本に入ったという彼女を、元芸人・インタビューマン山下が直撃した。
――誠子さんは大学進学も決まっていたのに、なぜそれを辞退してまで吉本の養成所に入ったんですか?
「私の両親が真面目で、バラエティ番組をあまり見せてくれない家庭だったんです。だからお笑いのことをまったく知らなくて、高校3年の冬に初めてM-1グランプリを見たんですよ。
そこで『なんやこれ! 面白い! カッコええ! やりたい!』って思って。それで親に『ごめん。私、大学行くのをやめてNSC(吉本の養成所)に入るわ』って言いました。
――親に反対されませんでしたか?
「最初は『今までかけてきた塾代とか学費とか無駄になるやんか』って言われました。
でも私が、『初めて自分がやりたいことが見つかってん。だからお笑いをやりたいねん!』って言ったら、親が『わかった』って言ってくれました。
そのあと親が私をまじまじと見て、『あんたの顔が初めて活かせるんとちがう』って言われました(笑)」
――いや、親が娘のビジュアルのこと、いじってますやん(笑)。
「親には昔から関西のノリでいじられてました。『ホンマ妹はスタイルいいな~。あんた、どないしたん?』って言われて、『うるさいねん!』とか『ブスちゃうわ!』とか、そのころからツッコんでましたね(笑)」
――NSCに入学して、今の相方の渚さんと組むまでに相方が何回か変わったそうですが。
「そうですね。7回ぐらい変わりました。女の子って出会いを求めて来てる子もいるので、すぐにやめるんですよ。彼氏ができたとか、同期と付き合ってやめたりとか。
一度、中国人の相方と組んだことがあったんです。その子は顔もブスでめっちゃ面白くて、講師の方にも『おもしろいコンビや』って言われて、手ごたえがあったんですよ。
そしたら急に『ビザが切れたから中国に帰らなあかんので解散してくれ』って言われて(笑)」
――解散の理由が斬新ですね。まぁ不法滞在になりますから、しょうがないですね……って、どんな理由や(笑)。
それはそうと、誠子さん、ついにアイドルコンサートを開くそうですが、曲とかも歌うんですか?
「はい。アイドルの方の曲も歌いますし、実は今、自分で作詞してオリジナルソングも作ってるんですよ。この日に初お披露目しようと思ってて、オリジナルを2曲、歌う予定です(笑)」
女優にアイドルと、誠子の新たな挑戦に注目だ。
※尼神インター誠子の単独イベント「せいこソロコン2018~あなたに会えて幸せいこ~」が12月4日に、大阪・イエスシアターで開催されます。共演はプリマ旦那・河野