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長嶋一茂が父との距離感を語る「父親としては反面教師」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.07.21 20:00 最終更新日:2019.07.21 20:00

長嶋一茂が父との距離感を語る「父親としては反面教師」

 

 タレントの長嶋一茂が、7月18日放送の『直撃!シンソウ坂上』(フジテレビ系)に出演した。

 

 中学生になる双子の娘の父親である一茂。番組で司会の坂上忍から「(人生を)振り返ってみて、親父に当然似てる部分はあるんじゃないですか?」と聞かれ、「父親としては反面(教師)になっていると思う」と回答する。 

 

 

 続いて、一茂は自身が育ってきた環境について「4兄弟で両親がいて。6人で飯を食ったことがない。一度もないよ。もちろん6人で旅行に行ったこともない。俺とおふくろとか。俺と弟とかおふくろとあともう一人とか(それしかない)」と振り返る。

 

 このため一茂は「いまの(自分の)家族だったら、なるべく一緒にいようって気になる」と明かした。

 

 普通の家庭に比べ、家族全員で揃う時間が少なかったことに対し「あんまり反感があるわけではない。そういうもんだと思っている」という一茂だが、番組で紹介された著書の『三流』では、《いわゆる一家団欒というものにはすごく憧れていた。それは俺にとってテレビドラマの世界だけに存在するものだったのだ》と記している。

 

 長嶋茂雄の息子として経済的には不自由なく育った一茂。立教大学を卒業し、ヤクルトスワローズに入団するとある変化があったという。

 

「(契約金で)車を買おうと思ったわけ。買うときに保証人っているじゃない。そのときに親父の名前を書いた。そしたら『それはもうダメだ。おれは保証人にならない』って言われたの。それが22歳ぐらいのときかな。それからは保証人とかお金の供給とかも含めて『一切ひとりでやれ。自立しろ』となった」

 

 プロ6年めには、当時父親が監督を務めていた読売ジャイアンツに移籍。このころは年にトータル2~3分しか話していなかったという。ちなみに肘の故障による9年間の現役生活の終了を決定付けたのも、父親からの戦力外通告だった。

 

 番組後半で、坂上から「お父さんとは会っているんですか?」と聞かれた一茂は、「野球をやっているときから、だいぶ距離感は出ちゃっているから」と、現在でも父との間に壁があると説明。

 

 さらに坂上から「元の親子の距離感に戻ったりしないんですか?」と質問されると、「なかなか(うまく)いかないんじゃないかな。やっぱり親父は尊敬しているし、親父の息子っていう自負はあるけども、これでよかったのかなと思うことはすごくある」と本音を明かしていた。

 

 番組では、現在の兄弟の関係に関しても「2007年の母の葬式のとき以来会っていない」と赤裸々に語っていた一茂。テレビで活躍する姿を家族に見せ続けることが、関係改善の第一歩につながっていくのかもしれない。

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