芸人たちが、「爆笑問題チーム」と「霜降り明星チーム」とに分かれて、世の中に見られる、さまざまな心配ごとをレポートする『シンパイ賞!!』。
「霜降りチーム」として登場するのは、「EXIT」や「四千頭身」など、いわゆる “お笑い第七世代” とされる芸人が多い。じつは「第七世代」という言葉は、せいやがラジオで話したことから広まった。
せいや「まわりが言ってるだけで、『第七世代としての自負』みたいなのは、ないんです。それなのに、どの現場でも『第七世代と言い出したのは、せいや』という話になる。めちゃくちゃ気持ち悪いでしょ。
『こんな世代があれば、若手でお笑いブームが起きる』と仮説を立てただけなのに、それが広まったんです」
太田「第七世代という言葉が出てきてから、この番組にレポーターで出てる連中もそうだし、その世代の芸人たちが、みんなよくなったような気がする。
俺たちも『ボキャブラ天国』で似たような状況があった。この番組に出てるような第七世代だけで、ひとつの番組をやってもおもしろいかも」
田中「第七世代の番組企画書が、バンバン出てそうだよね」
太田「うちのチームのレポーターは、同じく『ボキャブラ』に出ていた『BOOMER』とか『プリンプリン』とか、“芸人墓場” って感じだから。それはそれで、楽しんでほしい部分だけど」
粗品「めったに地上波に出ない芸人さんが見られますから」
せいや「失礼やな!」
太田「第七世代も、今はいい感じだけど、売れるやつ、売れないやつが出てくるぞ」
田中「ブームって、本人たちと関係なく、勝手に盛り上がる部分があるからね。第七世代という言葉が、せいやの発言とは関係なく、ひとり歩きするのはいいことだと思うよ」
せいや「飲むたびに先輩にも絡まれて、大変なんですよ」
太田「言っちゃった、せいやの責任はあるんだよ。『第七世代の中心は、霜降り明星』という認識は、なんとなくできてる。
『吉本印天然素材』のときの『ナインティナイン』みたいな立ち位置なんだから、そこは覚悟を持ってしっかりやってかないと。いずれは宮迫みたいなやつが、第七世代から出てきちゃうからな」
田中「そこで無理やり宮迫の名前を出すなよ!」
(霜降り明星の2人、苦笑)