
「村上茶飯と塩引き鮭のおにぎり」を手に笑顔を見せる本間日陽
2026年1月27日(火)、東京ミッドタウン八重洲で「おにぎりサミット® 2026」が開催された。日本の地域や企業、個人や教育機関が「おにぎり」という文脈でつながりあい、それぞれの魅力をPRしたり、課題を解決したりするために連携するというコンセプトのイベントである。このイベントに女優で「新潟県村上市スペシャルアンバサダー」の本間日陽も出席した。今回は当日、同イベントに出席していた村上市の高橋邦芳市長にも同席していただきながら、本間日陽が日々感じるおにぎりやお米の魅力を入口に、故郷である村上市への思いを語ってもらった。
夜な夜なおにぎりを作ることにハマっていまして
新潟県村上市は県の最北端に位置し、海、山、川と自然豊かで歴史、伝統、食などのさまざまな魅力が溢れる場所である。様々な地元の特産品の中で今回参加したおにぎりサミットと相性が良さそうなものは何かを尋ねると、古くは平安時代から租税として朝廷に納められたと言われている地元の名産の魚の名前が挙げられた。
「鮭、ですね。村上は鮭のまちなので、小さい頃から鮭という食材は本当に馴染み深いものです。お正月だったり、お祭りのときだったり、親戚みんなでテーブルを囲んで、鮭を食べる習慣があります。なので、お祝い事の際にめでたい食べ物としてすごく馴染みがありますし、小さい頃から鮭について、地域学習で学んだりするので。特別な存在です」
村上市は鮭を使った料理が豊富である。特産品の塩引き鮭とおむすびの組み合わせは、海外の人々にも届くのでは、と本間日陽は語る。
「私、大阪万博におにぎりを食べに行ったんです。象印さんの『ONIGIRI WOW!』というブースで、村上市の塩引き鮭を使ったおにぎりが販売されるという情報を聞きまして。それが第一の目的で万博に遊びに行ったんです。その時に、村上の食材を使ったおにぎりを食べて改めて『これが一番いいな』って思ったんです。海外の方もすごく多くて、おにぎりっていうのは、海外の皆さんにも受け入れられている、楽しんでもらえているんだなっていうのをすごく感じました。なので、おにぎりを通じて地元・村上を発信していけたらいいなって思いが改めて強くなりました」
村上市はコシヒカリの県内三大米どころとしても知られている。近年の価格高騰でお米のあり方も変化している。そんな中、彼女がそれでもお米に感じる魅力は何だろうか。
「実は最近、一人で夜な夜なおにぎりを作るっていうのにハマっていまして。昨年の、新米ができた時に家族から送ってもらいまして、やっぱり、その新米を食べた時の感動が大きくて、毎年新米を食べた時に思うんですけど(笑)。そこから一気に『お米スイッチ』が入ってしまいまして。もう、いろいろな味のおにぎりを作るので、冷凍で保存しておいて、解凍して食べても美味しさそのままでいただけるんです!
それから、小さい頃からおばあちゃんがつけた梅干しがすごく好きなので、鮭と並ぶぐらい梅干しのおにぎりもすごく好きです。私のおじいちゃんとおばあちゃんは農業をしていたのですが、高齢で離農しちゃったんです。おじいちゃんとおばあちゃんがあの田んぼで作業している姿を見ていたから、寂しさも感じます。きっと村上市は、そういうお家が増えていると思うので、農業の問題も身近に感じています」
価格が変動してもそれを上回る感動があることが、彼女の新米への言葉から分かる。そして、地元の課題も語る本間日陽の言葉からは、村上市への真剣な思いを感じる。
先頭を切って村上市を広めてくれている
そもそも、彼女はなぜ、「新潟県村上市スペシャルアンバサダー」になったのだろう?高橋邦芳市長は、彼女が在籍したアイドルグループNGT48を例に挙げ、彼女への期待を語った。
「芸能界を含めて、今でいうところのインフルエンサー、つまり、村上市を発信してくれる方を探していました。で、NGT48は立ち上げた時の、新潟から湧き上がってくるエネルギーってすごいなと思い、頑張る姿を応援したい気持ちと合わせて、彼女は地元・村上の誇りなんです。なので、こっちも応援するし、ご本人もそんな意識で活動していただきたいなと思いました。で、せっかくなので『スペシャル』をつけてしまったと。ちょっとハードル上げましてごめんなさい(笑)」
「重い任をいただきまして」と本間日陽は笑う。
「私は村上市で生まれ育ったので、NGT48在籍時から『自分の活動を通して地元を盛り上げたい』という気持ちがすごく強かったです。なので 5年前、今、 5年目になったんですけど、村上市からスペシャルアンバサダーに任命をしていただけて、本当に嬉しかったです」
村上市からは沢山のスポーツ選手が国内だけでなく、海外でも活躍している。サッカーの本間至恩選手、スノーボーダーの平野歩夢選手、弟の海祝選手、東京パラリンピック男子マラソンで銅メダルを獲得した永田務選手もそうだ。そんな中、本間日陽の姿勢を「先頭を切って村上市を広めてくれている」と高橋邦芳市長は語る。
「村上の歴史や文化も彼女はよくわかっているんです。去年の12月に『村上祭の屋台行事』がユネスコの無形文化遺産に登録されたんです。毎年お祭りにも登場していただいて、人気者なんです」
本間日陽だからできること
村上市の人気者である彼女の存在は、村上市に足を運ぶ新たな理由になり始めている。
「村上市は城下町で古くからの伝統がすごく長く続いています。住んでいるときには『当たり前』と思っていたのですが、芸能のお仕事を始めてからは『もっといろんな人に知ってほしいな』とか『地元の良さが伝わったらいいな』と感じるようになりました。
私の県外のファンの方がわざわざ村上大祭の 7月 7日に合わせて訪れて、夜の最後の大盛り上がりのところまでお祭りを楽しんで帰ってくださるっていうことがあって。ファンの方からそういうお話を聞けるのがすごく嬉しいです」
おにぎりは、味付けや具材との組み合わせによって、様々なメニューが生まれている。「おにぎりサミット®2026」でも沢山の組み合わせを通して、おにぎりの可能性や魅力が発信された。本間日陽が持つ「地元を盛り上げたい」というエネルギーと村上市の特産品やお祭りなどの組み合わせも、おにぎりのように組み合わさることで、県内外の人々に新しい発見をもたらすだろう。
故郷の味を噛み締めながら、一歩ずつ女優としてのキャリアを積み上げる本間日陽。「新潟県村上市スペシャルアンバサダー」は単なる広告塔ではない。地域の顔として深く根付きつつ、魅力を県内外へ発信している。そして、いずれ村上市の魅力を世界へ繋いでいく架け橋に彼女はなっていくだろう。
本間日陽(ほんまひなた)
26歳 1999年11月10日生まれ T159 2015年、NGT48に1期生として加入し、2024年4月13日にNGT48を卒業後は女優を中心に活動中。最新の情報は公式Instagram(@hinata_homma1110)にて
写真・福田ヨシツグ
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