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47都道府県「おらが村の偉人伝」東京都・玉川庄右衛門&清右衛門

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2020.06.21 20:00 最終更新日:2020.06.21 20:00

47都道府県「おらが村の偉人伝」東京都・玉川庄右衛門&清右衛門

玉川庄右衛門&清右衛門の像(写真・牧岡幸太郎/アフロ)

 

 コロナ対策で、いまだ里帰りがしづらい今日このごろ……「郷土愛」は、かつてないほど高まっているはず。あなたは、出身地の傑物をご存知ですか? そこで本誌は、47都道府県にまつわる「おらが村の偉人伝」をお届けします。今回は、東京都

 

 

【東京都】玉川庄右衛門(しょうえもん)、清右衛門(せいえもん)

 

 3代将軍徳川家光の時代、江戸の人口はどんどん増え、飲み水が足りなくなっていた。そこで幕府は、水量が豊富な多摩川から江戸に上水を引く計画を立てる。この工事を請け負ったのが、玉川庄右衛門・清右衛門の兄弟だ。

 

 彼らは江戸の町人だったとも、多摩川沿いの村の農民だったともいわれているが、家屋敷を売って資金を作り、上水の開削工事を進めた。

 

 そして1653年、ついに上水が完成。当時の水道としては世界一の規模で、幕末に日本へやって来た外国人は、玉川上水の立派さに驚いたという。

 

改修を経ながら、現在も東京都水道局の施設として利用される玉川上水(写真・時事通信)

 

(週刊FLASH 2020年5月26日号)

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