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47都道府県「おらが村の偉人伝」長野県・西村真琴

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2020.06.27 20:00 最終更新日:2020.06.27 20:00

47都道府県「おらが村の偉人伝」長野県・西村真琴

西村真琴(写真・大阪市立科学館)

 

 コロナ対策で、いまだ里帰りがしづらい今日このごろ……「郷土愛」は、かつてないほど高まっているはず。あなたは、出身地の傑物をご存知ですか? そこで本誌は、47都道府県にまつわる「おらが村の偉人伝」をお届けします。今回は、長野県

 

【長野県】西村真琴

 

 

 西村真琴は、日本で初めて圧縮空気を使って手や頭を動かすロボット「學天則」を制作した、生物学者だ。1883年に長野県で生まれた西村は、1915年に渡米してコロンビア大学で植物学を学び、帰国後に北海道大学で生物学の教授となった。

 

 退官後、大阪毎日新聞で論説委員兼学芸部顧問となる。そして1928年に、昭和天皇即位を記念した「大礼記念京都博覧会」に出品するため、「自然に学ぶ」という意味を持つ「學天則」を制作。「東洋初のロボット」として観客から大きな注目を集め、海外でも展示された。

 


(週刊FLASH 2020年5月26日号)

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