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青汁王子こと三崎優太、高校2回中退も「若者にチャンスを」
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2020.07.02 16:00 最終更新日:2020.07.02 16:00
青汁王子こと実業家の三崎優太が、6月29日、若者に支援することを目的とした「三崎優太 若者のみらい応援基金」を創設し、1億円の起業支援をおこなうと発表した。
三崎氏は18歳で起業し、20代で青汁飲料の販売で大成功。一代で年商130億円の会社を作り上げた。しかし2019年に、約1億8000万円の脱税容疑で有罪判決を受けると、その後は焼き鳥屋やホストに転身するなど、ネットを中心に注目を集めていた。
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会見で当時のことを振り返った三崎氏は、「過剰な表現はあったかもしれないですが、本当に大変でした」と肩を落とす。だが、こうした苦労が今を生きる糧になっているとし、今回の応援基金プロジェクトを発足させた理由につながったと明かす。
「苦労してよかったなと思います。高校を2回中退してまして、プー太郎みたいなもんだった。将来どうしようと思っていたときに、(ネットで収益を得る)アフィリエイトの本に出会って、起業したんです。あの本に出会ってなかったら、今どうなっているのか考えると怖くなる。だから、若者にチャンスを与えられる人になりたいですね」
三崎氏は、青汁飲料を販売していたころから若者への支援をおこなっていた。
「大々的には言ってないんですけど、経営者だった頃から、いろいろな若者に投資していたんです。今その投資した会社が大きくなって芽が出ています」
同基金は、ビジネスアイデアを競うコンテストと、スポーツや音楽を応援する2部門から構成される。最優秀賞は1000万円、優秀賞3名にはそれぞれ250万円の支援金が贈られる。
三崎氏は「最近はコロナの影響もあって、夢が見えない若者が多い。僕自身いろいろあったんですけど、引き続き挑戦して、そういう自分の姿を若者に見てもらいたい」と目を輝かせていた。