いま熱い「駅そば」のサイドメニュー／京阪・麺座

「麺座」の木の葉丼セット

　駅ナカの発達、ファストフード店やコンビニエンスストアの増加……旧態依然では、運営が難しくなっている駅そば。チェーン店は無機質で、没個性で、つまらない。そんな誤解は、これからお見せするなかの一杯でも食べれば、消えてなくなるはず。情熱と創意工夫に満ちた「個性派チェーン」のサイドメニューを、ご紹介！

【関連記事：いま熱い「駅そば」のサイドメニュー／JR東日本・そば処】

●麺座（京阪）
・実食店舗／寝屋川市駅店（京阪本線寝屋川市駅改札内）
・店データ／
　京阪本線に3店舗展開。そのすべてが、改札内で食べられる造りだ。中華麺を用いた「黄そば」や味噌スープの「坦々うどん」を売り出すなど、メニューの工夫にも意欲的だ。
・これが美味い！／木の葉丼セット（530円）
　寝屋川市駅店限定の、丼ものメニュー。細切りのカマボコなどを玉子でとじ、旨みと食感が楽しい一杯だ。タマネギと刻み揚げを合わせ、深みのある味わいに仕上げる。

取材＆文・鈴木弘毅
道の駅、日帰り温泉なども研究。最新刊は『台湾 “駅弁＆駅麺” 食べつくし紀行』（イカロス出版）

※価格は取材店舗のもので、すべて税込みです

（週刊FLASH　2020年7月14日号）