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『乗りものニュース』名物記者の旅客機スクープ「排泄物の行方」

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2020.08.07 16:00 最終更新日:2020.08.07 16:00

『乗りものニュース』名物記者の旅客機スクープ「排泄物の行方」

 

 乗りものに関する、気になる情報や最新ニュースが満載のウェブサイト『乗りものニュース』。自身も多くの鉄道記事を担当する恵知仁編集長は、こう語る。

 

「私たちのサイトでは、鉄道・飛行機・船・バス・自動車と、各ジャンルごとに専門の編集記者がいます。マニアックなネタが多いと思われがちですが、あくまでも一般の方に、乗りものの楽しさや利便性をわかりやすく伝えるための記事を心がけています」

 

 

 月間250本以上も掲載される同サイトの記事は、「上級乗りものトリビア」と呼べるものばかりだ。

 

「スタッフには、ミリタリー専門誌の元編集長などの猛者もいます。私自身『JR』だけでなく、『JRA』『JA』と聞いただけで反応してしまうぐらい、いつも鉄道のことを考えています(笑)」

 

 各乗りもの担当の名物記者たちが、心に残る記事を語ってくれた。今回は、旅客機だ。

 

●該当記事/
《飛行機トイレ 出たブツは200km/h以上で機内疾走していた 超高速排せつ物処理の仕組み》

 

 旅客機内の化粧室(ラバトリー)で、我々が排出したものは、轟音とともに吸い込まれていく。上空では、洗浄ボタンを押すと配管内の気圧が下がり、高速でブツが吸い込まれる仕組みだ。いったい、どこへ行くのか?

 

……じつは、なんとレーシングカー並みの時速200km以上のスピードで、機内を疾走しているのだった。

 

 驚愕の事実と、それを実現したメカニズムを、「ハイテクの塊」総2階建ての超巨大エアバスA380型機を例に、詳しく解説した記事だ。知りたくない気もするが、かなり気になる話でもある。

 

「最先端技術の塊である飛行機。トイレは、なにげなく使っていますが、『すごいことが裏で起こっているということを、読者に伝えられたら』と思いました」(恵編集長)

 

 記事を執筆した飛行機担当記者の、まっちゃん氏にも話を聞いた。

 

「バカバカしいともいえるテーマですが、裏では海外の文献などを調べて、翻訳しました。飛行機などの記事では、国内だけでなく海外の情報を調べる機会も、かなり多いですね」

 


画像提供・乗りものニュース編集部

 

(増刊FLASH DIAMOND 2020年8月20日号)

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