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『乗りものニュース』名物記者の新幹線スクープ「40秒だけの時速360km」
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2020.08.08 16:00 最終更新日:2020.08.08 16:00
乗りものに関する、気になる情報や最新ニュースが満載のウェブサイト『乗りものニュース』。各乗りもの担当の名物記者たちが、心に残る記事を語った。今回は、新幹線だ。
●該当記事/
《実現しない360km/h運転、なぜ東海道新幹線で試験したのか スピードアップ予定無し》
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2019年6月6日23時50分ごろ、最高速度が時速285kmの東海道新幹線が、時速360kmでの走行に成功した。
記録を出したのは、2020年7月1日の営業運転開始に向けて試運転をおこなっていた、JR東海の次世代新幹線電車「N700S」。滋賀県近江八幡市内から野洲市内の約4kmの直線区間で、わずか40秒間だけの出来事だった。ただし、この速度で走行が可能でも、実運用はいっさい予定されていないという……。
深夜、ひそかにおこなわれた奇妙な試験運転の目的、実運用されない理由などをリポートした記事。同サイトの恵知仁編集長は、試験運転に同乗取材していた。
「深夜、誰もいない米原駅ホームには、ふだんとまったく違う風景が広がっていました。N700Sに乗り、速度を示す車内モニターの数字がどんどん上がっていくことに、興奮したのを覚えています。あの40秒間は、貴重な体験でした」
実運用しない理由は、システム全体の総合的な効率を考えてのことだという。写写丸も乗ってみたい!
画像提供・乗りものニュース編集部
(増刊FLASH DIAMOND 2020年8月20日号)