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【食堂のおばちゃんの人生相談】56歳・自営業のお悩み

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2020.08.31 11:00 最終更新日:2020.08.31 11:00

 

「食堂のおばちゃん」として働きながら執筆活動をし、小説『月下上海』で松本清張賞を受賞した作家・山口恵以子。テレビでも活躍する山口先生が、世の迷える男性たちのお悩みに答える!

 

【お悩み/カフェイン中毒さん(56)自営業】
 アイスコーヒーが大好きなのだが、ガムシロップの量が多すぎる。半分残そうとすると、いつも少しこぼして、机がベタベタに。もっと小さいガムシロは、ないのか!

 

 

【山口先生のお答え】
 多分カフェイン中毒さんのような声が増えて、喫茶店の袋入り砂糖に3グラムが登場したのでしょう。あの砂糖、一番最初は確か10グラム、その後6グラムになって、今は3グラムが主流でしょう。

 

 でも、私が子供の頃、喫茶店のお砂糖は容器に入ったグラニュー糖か角砂糖が主流でした。うちでは角砂糖はお客様用でしたね。そういえば、昔の喫茶店のテーブルには何故か、ピーナッツの販売機か占いくじの販売機が置いてありましたっけ。どうしてピーナッツと占いだったんでしょう?

 

 えーと、あなたのお悩みですが、遠からず解決されると思います。今は昔に比べるとすべてに甘さ控えめです。私が子供の頃の和菓子なんて、甘すぎて頭が痛くなるほどでした。覚えてます?

 

 砂糖だって10グラムから3グラムまで減ったわけですから、そのうちガムシロップも今の半分のサイズが出回りますよ。

 

やまぐちえいこ
1958年、東京都生まれ。早稲田大学文学部卒。就職した宝飾会社が倒産し、派遣の仕事をしながら松竹シナリオ研究所基礎科修了。丸の内新聞事業協同組合(東京都千代田区)の社員食堂に12年間勤務し、2014年に退職。2013年6月に『月下上海』が松本清張賞を受賞。『食堂メッシタ』『食堂のおばちゃん』シリーズ、そして最新刊『夜の塩』(徳間書店)が発売中

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