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ジビエラーメンがブーム!(6)東京編・新感覚スープは鹿肉が“隠し味”
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2020.09.26 11:00 最終更新日:2020.09.26 11:00
2018年から、農林水産省がジビエ利用拡大のための施策を講じていることが一因となり、いま「ジビエラーメン」が秘かなブームとなっている。野生の旨味が凝縮された味が、人気の秘密だ。
今回は、日本全国の人気ジビエラーメンから、東京・葛飾の「自家製麺 啜乱会(すすらんかい)」で提供されている「ザ・正油らーめん」をご紹介する。
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「ザ・正油らーめん」は、あえて鹿肉をメイン食材としては押し出していない。
「スープに、ニホンジカのミンチを使っています。ただ、メインは豚と鶏で、その下支えのような役割で鹿を入れているんです。“気がついたら鹿を食べていた” というようなコンセプトですね」(店長)
豚・鶏・鹿から作られたスープを飲んでみると、臭みなどはまったくなく、豚と鶏にはない甘味が印象に残る。この甘味が、ベースである正油と合わさることで、奥深いコクのあるスープとなるのだ。
「麺にもこだわっていて、中太で丸みのある柔らかな歯ごたえ。上には豚と鶏のレアチャーシューとメンマ、カイワレなどを載せています」(同前)
メンマとカイワレは食感を豊かにしていて、麺とチャーシューはスープと絡まることで、より旨味を強く味わえるので、上品かつ、まとまりがいい。完成度が高い、“濃厚な中華そば” に仕上がっているのである。
【SHOP DATA/自家製麺 啜乱会】
・ジビエの一杯/ザ・正油らーめん(800円・税込み)
・住所/東京都葛飾区新小岩1-50-12:JR中央線&総武線・新小岩駅から徒歩3分
・営業時間/11時30分~24時
・休み/年中無休
取材&文・A4studio
(週刊FLASH 2020年9月29日・10月6日号)