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47都道府県「おらが村の女偉人伝」青森県・羽仁もと子/女性ジャーナリストのさきがけ
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2020.12.02 16:00 最終更新日:2020.12.02 16:00
新型コロナウイルスの感染拡大で、年末も里帰りがしづらい状況に。「郷土愛」は、かつてないほど高まっているはず。ところで、その故郷が生んだ女傑をご存知ですか? そこで本誌が、47都道府県にまつわる「おらが村の女偉人伝」をお届け。今回は、青森県。
【青森県】羽仁もと子
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1873年に青森県八戸市に生まれた羽仁もと子は、16歳で上京し、「女学雑誌」の編集長が校長を務める、明治女学校に入学する。卒業後、報知新聞社に入社し日本初の女性ジャーナリストとなる。
同社を退職すると、1903年に女性雑誌「家庭之友」を創刊。同誌はのちに「婦人之友」と改題し、夫とともに婦人之友社を設立した。雑誌を通して、近代的で合理的な家庭のあり方を啓蒙し続けた。ちなみに、羽仁は家計簿の考案者でもある。
写真・朝日新聞
(週刊FLASH 2020年11月24日号)