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【頭の体操】去年の正月は19歳で迎えたのに、もうすぐ22歳
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2021.07.10 16:00 最終更新日:2021.07.10 16:00
■問題
ある人に年齢をたずねたところ、「私は、あさって22歳になります。でも、去年のお正月は、まだ10代で迎えたんですよ」と答えた。こんなことがありうるだろうか。ただし、年齢はすべて満年齢である。
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■解答
ありうる。誕生日が1月2日の人が、12月31日に話した言葉と考えられる。そうすれば、去年の1月1日を19歳で迎え、つぎの日、20歳になる。
そして、今年の1月1日を20歳で迎え、やはり、つぎの日、21歳になる。だから、来年1月1日(つまり明日)を21で迎え、1月2日(あさって)の誕生日には22歳になる。
■解説
一見、ありえそうもないことが、ある特殊な条件のもとでは現実にありうることの好例。このような、ふつうでない現象の可能性を考えるとき、もっとも必要とされるのは、ものごとの極限にまでさかのぼり、押し広げて考えることのできる能力である。
日常性の枠のなかで、日常生活に必要なだけのことしか考えないことの多い私たちにとって、意図的にでも、現象の極視(極大視、極小視、極限視)を試みることは、頭の柔軟化に欠くことのできないことである。
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