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尾木ママ、ランドセルを軽くする “さんぽセル” 批判に「未だに根性論?」と呆れ…ネットでは賛否めぐり議論沸騰

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2022.06.09 17:06 最終更新日:2022.06.09 17:09

尾木ママ、ランドセルを軽くする “さんぽセル” 批判に「未だに根性論?」と呆れ…ネットでは賛否めぐり議論沸騰

 

 ランドセルの重さを軽減するため、小学生の発想をもとに開発された商品 “さんぽセル” が、ここ数日、大きな議論を呼んでいる。

 

 ランドセルが重すぎて猫背になったり、激しい肩こりになる「ランドセル症候群」から解放されるため、小学生が参画して誕生したキャスターつきの製品。いわばランドセルをキャリーバックにするアイデア商品だ。

 

 

 発売のニュースが報じられると、SNSやコメント欄には「両手がふさがって危ない」「坂道で転がったら危険」「楽をするな」といった批判が殺到。そして、こうした大人の意見に対し、開発に携わった小学生が逐一反論したことで大炎上となったのだ。

 

 こうした状況下、尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏は、6月8日に「子どもの勝ち!!『散歩セル』論争」というタイトルで、自身のブログを更新した。

 

 尾木ママは、子供たちがきちんと反論したことについて、《子どもたちの能力の高さ、怯まない心に感心する》と賛辞を送りながら、大人に対して《アメリカでは体重の1割以内というガイドラインがあるのに日本では未だに、根性論でしょうか? 情け無い限りですね》と、呆れた様子だ。

 

 販売サイト「悟空のきもち」によれば、現状と比較して負担は9割減るという。多くの小学生から支持を得たのか、お届けまで4カ月待ちの人気ぶりだ。

 

 ネット上では、《さんぽセル凄いなー将来凄い発明家になりそう!》《めちゃくちゃ便利じゃん..なんか批判する要素ある..?》など称賛する声も多いが、やはり疑問の声も――。

 

《さんぽセル反対派だけど、理由はランドセルって転けた時に頭を守ってくれる役割があるのと、キャリーケース形態にすると坂が危険だったり他の人を引いたり、どこかにぶつけたりして危ないからなんよな》

 

《子供の握力とか注意能力だと坂道でキャスターだとちょっとしたことで下まで転がってしまうかもしれなく、大事故に繋がるかも》

 

《歩道が確保されてない通学路を通る田舎道もあるだろうし、男子が玩具にして事故&怪我が心配だからあんまり賛成はできん》

 

 今後、実際に使用した子供たちからの声も出てくるだろう。はたして、 “さんぽセル” はどこまで普及するか。

 

( SmartFLASH )

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