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「黙って待てない人は来ないで」ラーメン二郎店主の苦言に「客はどこまで神様なのか」論争勃発…現役ジロリアンの見解は
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2024.06.26 19:42 最終更新日:2024.06.26 23:38
「黙って待てないひとと1列にならべないひとは来ないでください」
“ジロリアン” と呼ばれる熱狂的なファンを多く抱えるラーメン二郎の1店、「ラーメン二郎環七新新代田店」(@26shinshindaita)が、6月21日、公式Xで冒頭のツイートを投稿。迷惑客に対する毅然とした姿勢を示したことで、話題となっている。
同店のポストに対して、X上では、一部で反発する声もある。しかし、今回の訴えは、ビギナーにはわかりづらいとされる二郎のローカルルールに関するものではないことから、
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《お客様は神様ですなんて時代は終わってるんだよ》
《二郎ルール部分ではないので むしろ当然すぎでした》
《店側が客を神と言うのは自由だが、客側が使ったらただの暴力だからな。クレームは全部ラーメン屋に行くし、何をやってもいいわけじゃない》
など、多くの共感とともに、「お客はどこまで神様なのか」論争も起きている。
「同店は、住宅地に店舗を構えることから、《路駐(バイクと自転車も含む)の苦情が増えてきてます 近隣のお家とかお店とか病院の前とかにとめるのもやめてください ちゃんと(月極めじゃない)駐車場とか駐輪場とかにお願いします》(2022年9月3日)との注意喚起を固定ポストにしているほか、過去にもたびたび、客の迷惑行為に対して、近所から苦情が寄せられていることをX上で報告しています。
2024年に入ってからも、《路駐、駐輪、おしゃべり、代表待ち、合流等やめてください! 日曜日に苦情とDMで報告がまあまあ来ました! よろしくお願いします!》(5月22日)と投稿するなど、客の迷惑行為が後を絶たないことを明かしていました。
なお、代表待ちというのは、誰か1人を先に並ばせて、あとからその人のところに合流することです」(週刊誌記者)
客によるこうした迷惑行為を、熱狂的なジロリアンはどう思うのか?
「お店が建つ場所でうまく営業していくことは、人気のラーメン店が抱える難しい問題の1つだと思います。
物件のオーナーや近隣のお店、住民とうまくやっていくことは営業していく上で最重要と言ってもいい要素ですよね。僕自身、何年もラーメンを食べ歩いてきたなかで、物件のオーナーさんや近隣からの苦情によって閉店した店を何軒も知っていますから」
そう語るのは、現役プロボクサーにして、毎日ラーメンを食べるラーメンYouTuberでもあるジロリアン陸氏(@jirolianriku)。ちなみに、彼の「ジロリアン」というリングネームは、ラーメン二郎創業者で三田本店店主の山田拓美氏公認であり、陸氏自身は「二郎が好きすぎるので、二郎インスパイア系の店舗には、ほぼ行かない」という、本物のジロリアンだ。
そんな陸氏が、自身の体験をもとに続ける。
「違法駐車だったり、客が行列で歩道をふさいだり、話し声で近隣の方に迷惑をかけたり……といった問題は、人気店にとっては営業できなくなる可能性があるほどの死活問題。実際に、お客さんがルールを守らなかったことで、その日の営業を中止にするラーメン店さんもあるほどです。
ルールを守れないお客さんならば、店側がお断りするのは自然なこと。お客の側にお店を選ぶ権利があるように、お店側にもお客さんを選ぶ権利はあると思います。
実際、僕も並んでいるとき、大声での会話や代表待ちをされて嫌な思いをしたことがありますし、こうした人を無視しても注意しても、結局、嫌な気持ちになるので、マナーやルールは守って気持ちよくラーメンを食べてほしいですね」
好きで通っている店が、もし自分たちのおこなった迷惑行為で閉店に追い込まれるようなことになったら……そんなことにならないためにも、客はマナーをいま一度考えるべきだろう。
( SmartFLASH )