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堀江貴文「最初のネットがらみの仕事はアップルへのプレゼン」
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2017.12.06 11:00 最終更新日:2017.12.06 11:00
これまで、放送局の買収計画や総選挙の出馬など、様々なチャレンジをしてきた実業家の堀江貴文。
11月26日、都内書店で行われた『林檎の樹の下で』(光文社)の出版トークイベントにゲスト登壇し、初めてインターネットの仕事に関わった時代を振り返っていた。
『林檎の樹の下で』は、かつてスティーブ・ジョブズらが設立したアップルコンピュータが、日本に初めて持ち込まれた当時の記録をまとめたノンフィクションだ。
当時、アップルはAOL(アメリカオンライン)という、Macintosh専用ソフトでパソコン通信サービスを提供していたのだが、やがてインターネットの時代が訪れた。
この話にからめて、実は、堀江が初めてインターネット関連で手がけた仕事は、アップルに関するものだったと語っていた。
「これからはインターネットの時代だから、アップルジャパンのホームページを作ることになって。『MACLIFE』編集部と、ウチ(堀江がバイトしていた会社)のコンペだったんです。ぼくの最初のインターネットの仕事は、コンペのプレゼン資料を作ることだったんです。『こんな感じのデザインで、どうですか』って」
しかし、残念ながらコンペで敗北。しかし、アップルとのつながりはまだ途切れていなかった。
「コンペで負けたことがきっかけで、そのバイト先が『ウェブの仕事をやろう』みたいになって。ちょうど、アップルがバンダイをだまくらかして始めた、『ピピン(アットマーク)』(アップルとバンダイが共同開発したゲーム機)っていうのがあって。うちの初仕事は、ピピンのウェブサイトをつくることだったんです」
このピピンアットマークは、世界一売れなかったゲームと言われることもあるが、1996年発売ながら、インターネット接続が可能なマルチメディア機。
時代を先取りしすぎた幻の機体に、実はあのホリエモンが意外な形で関わっていたのだった。