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竹中平蔵が愛する地元・和歌山「グリーンソフト」、タクシーを「15分だけ」と待たせて食べたことも【ローカルチェーン愛を語る】

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記事投稿日:2025.01.31 06:00 最終更新日:2025.01.31 06:00
出典元: 週刊FLASH 2025年2月11日号
著者: 『FLASH』編集部
竹中平蔵が愛する地元・和歌山「グリーンソフト」、タクシーを「15分だけ」と待たせて食べたことも【ローカルチェーン愛を語る】

グリーンソフトを片手にご満悦(写真・保坂駱駝)

 

 北九州から “黒船” 資さんうどんが関東に初進出するなど、いま注目が集まる「ローカルチェーン」。今回は通販やアンテナ店で買える逸品をお取り寄せ。地元に縁ある有名人が「青春の味」への愛を語った!

 

 経済学者で、慶應義塾大学名誉教授の竹中平蔵が選んだのは、地元・和歌山県に展開する玉林園・グリーンコーナーの「グリーンソフト」。1958年に誕生した、抹茶ソフトクリームの先駆けだ。

 

 

「子供のころの最大の楽しみのひとつが、家族で地元の丸正百貨店に行くことでした。そして、その向かいにあった『玉林園』に寄って、店内のカウンターでグリーンソフトを食べるんです。すごく混んでいましたが、子供心にも待つのがイヤだとは思わなかったですね。出汁で食べる明石焼も、ときどきいただきました。すごく珍しくて、上品でした」

 

 中高生のときは定期試験が終わった日に。政治経済の最先端で多忙を極めるようになっても、和歌山入りの際にはグリーンソフトを食べてきた。

 

「東京に戻る前にどうしても食べたくて、タクシーの運転手さんに回り道をしてもらい、『15分だけ』と待たせて食べたこともあります(笑)。茶の消費が落ちる夏場対策として、当時の社長が訪米して考えついたとのちに聞き、『すごい、それはイノベーターだな』と驚きました。そんな商品が地元にあったことを知って、大変嬉しくなりましたね」

 

【玉林園 グリーンコーナー】

江戸時代から続く老舗の茶舖。1960年に飲食店・グリーンコーナーを開業。後に “かたいの” と呼ばれる袋入りソフトを発売し、全県的に知られるように。歌手のHYDEも「一日2個くらい食べる」と公言。女優の岡本玲は、もうひとつの看板「てんかけラーメン」を「週3はいける」と豪語する。通販やアンテナショップで入手可

 

たけなかへいぞう
国務大臣を歴任。2021年からYouTube公式チャンネルで、政治経済を平易に解説している

 

取材/文・鈴木隆祐

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