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しょこたん、リュウジも…ロングセラー高級アイス「販売終了」ニュースで悲嘆にくれる人続出、早くも「売り切れ続出」情報が
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森永乳業公式Xより
2月10日付で森永乳業が出したニュースリリースに、衝撃を受ける人が続出した。
《森永乳業株式会社は、ケーキアイスの「ビエネッタ」につきまして、2025年3月31日をもって販売を終了することになりましたことをご案内申し上げます》
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すぐに「ビエネッタ」がXのトレンド1位となり、タイムラインは嘆きの声で埋まった。著名人からも、「しょこたん」こと中川翔子は《販売終了をやめましょうよ、、販売再開の署名があるならするよ、、ビエネッタがない世界なんていやだよ》と絶望を語り、料理研究家のリュウジは《ねえ待って、今度からちょっと特別な休日になにを食べればいいの。置いてかないでよビエネッタ…あのでっかいパリパリチョコは唯一無二なんだよ…夢であってくれ…》と惜しむなどの声があがっている。
「ビエネッタは、日本では1983年9月に販売開始となったアイスケーキです。イギリスのロンドンに本拠を置く複合企業、ユニリーバ社がブランドを持っています。日本では、森永乳業が提携して40年以上、販売し続けてきました」(食品担当記者)
ビエネッタが販売開始された1980年代当時は、アイスといえば「氷菓」や「ラクトアイス」がほとんどだった。直方体で、リボンのようなアイスクリームに薄いチョコがかかった、独特の形状のビエネッタは、まさに“ケーキのようなアイスクリーム”。高級感があり、当時の子どもにとって、あこがれの食べものだったのだ。
「2011年からはカップサイズも発売され、ファンから好評でした。パリパリのチョコと、口溶けのよいアイスの組み合わせは、唯一無二。しかし、ここ数年の販売数は横ばいだったようです。ライセンス契約の終了にともない、終売となってしまいました」(同前)
似たようなケースとして、これも昭和からおなじみだったクラッカー『リッツ』があげられる。リッツは現在、モンデリーズ・ジャパンから販売されているが、日本では長くヤマザキナビスコ(現・ヤマザキビスケット)から販売されていた。2016年にライセンス契約が終了すると、リッツはモンデリーズ・ジャパンから販売されるようになった。一方、ヤマザキビスケットは後継商品として、ルヴァンを販売している。
「リッツと同じように、ビエネッタブランドを別会社がライセンス契約するか、親会社のユニリーバが販売すれば、復活する可能性もあります」(同前)
販売終了を受けて“買い占め”に走ったのか、早くも売り切れ続出の情報もXには出ている。
《ビエネッタ果たしてあるのかスーパーに見に行ったらなかった。高いからかわりに安いアイス3個買ってきました》
《イオンいくついでにビエネッタ買おうと思ったら、見事に売切だった。みんな考えることは同じ。発売終了までに買えるかなぁ》
《今日は足元悪い中、頑張って朝イチでイオンまで来たのに、お目当てのビエネッタは売り切れ(泣)。》
当たり前のようにあった商品も、ある日突然、消えてしまう。ふだんから買い支えていないと、あとから嘆いても遅いのだ。