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ロシアの専門家・中村逸郎氏は「『モスクワ暮らし』でケフィアヨーグルトに目覚めた」夫人が手作りしてくれることも【私の朝食ルーティン】

中村逸郎氏の朝食は、夫人の手作りジュースも定番
各界でトップを張る人気者たち。その食卓を拝見すると、「毎日、同じ朝ごはん」に決めている人も――。
管理栄養士の水流(つる)琴音さんに、毎朝同じものを食べることについて聞くと「栄養バランスがよければ、毎日同じ朝食でも問題ありません。準備が簡単ですし、材料の無駄を減らせますよね」とのこと。
現代ロシア政治を専門とする筑波大学名誉教授・中村逸郎氏は、モスクワ暮らしで「ヨーグルト」に目覚めたのだという。
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「毎朝、起きて最初に飲むのが、妻の手作りジュースです。我が家のジュースには葉物野菜が入っているのが特徴で、今日はケールとセロリ。そこに、グレープフルーツやリンゴ、パイナップルが入っています。
ケフィアも欠かせません。ロシアのコーカサス地方発祥のヨーグルトの一種で、僕は発酵が進んで酸っぱいものが好きなんです。タカハシ乳業の製品をよく買いますが、妻が発酵機で手作りしてくれることもありますね。
現代ロシア政治を研究する僕は、1980年代後半の4年間、モスクワに住んでいました。そのときに、乳製品に目覚めてしまったんですね。
ヨーグルトには、バナナとナッツをまぜて食べています。バナナにはこだわりがあります。むっちり張って、こってりした味が好きなんです。それには、スーパーに入荷した日に買うのがいちばんで、つくばの店の人など、『入荷しましたよ』と教えてくれるほどです(笑)。
ナッツに求めるのは歯応えです。朝に、奥歯でガシッと噛みしめると『生きてる』って実感が湧いてくるんですよ。妻が焼いてくれるパンケーキやマフィンも楽しみです。
このメニューにしてから15年になります。もう妻が作るもの以外は考えられず、出張先のホテルでは朝食を抜きにするほどです」
なかむらいつろう
国際政治学者で専門は現代ロシア政治、日ロ関係。ニュース番組などに多数出演している