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【ニャイス・トゥー・ミート・ユー!】陶芸ギャラリーのねこ

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2018.02.19 06:00 最終更新日:2018.02.19 09:27

【ニャイス・トゥー・ミート・ユー!】陶芸ギャラリーのねこ

 

 常滑市は、国内最大級の招き猫の生産地。古い工房やギャラリーなどを巡る「やきもの散歩道」が整備され、その途中には日本最古の「登窯」がある。

 

 登窯の向かいの「ギャラリーほたる子」では、地元の陶芸作家の作品や、店主・小池正さんが製作するお地蔵さんなどが販売されている。ここでお出迎えしてくれるのが、茶トラのとらじだ。

 

 とらじは小池さんの姪で、ギャラリーを手伝う奈都子さんが飼っている。6年半前、保護ねこ団体から譲り受けた。

 

「小さいころ、スーパーの駐車場でさまよっていたところを保護されたそうです。初めて会ったときは5歳くらいでしたが、引き取ったときからおとなしくて、人懐っこい子でした」(奈都子さん・以下同)

 

 当初は奈都子さんの自宅で飼われ、ギャラリーには「店長」と呼ばれる別のねこ・のんがいた。しかし、のんは2015年12月、天国へ。

 

「叔父も私も、しばらく落ち込んでいたのですが、年が明けた1月、とらじを店に連れてきてみると、優しくなでてくれる若い女性のお客さんがいて。

 

 気づいたら女性の太ももの横で、気持ちよさそうにしてたんです。ここは楽園だと思ったんじゃないでしょうか(笑)。2月22日のねこの日から、正式に2代目店長になりました」

 

 奈都子さんいわく、とらじは「かわいいねこの皮をかぶった、ちょっとエッチなおじさん」。女性がなでると、顔や体を女性の胸や太ももにくっつけて甘えるのに、男性がさわると両手を突っ張って「お前がさわれるのは背中だけだ」という態度を取る。

 

 ちなみに好みのタイプは、20代で髪が長く、清楚な感じの女のコだそう。

 

「人間でいうと65歳くらいだそうです。これからもずっと女性好きな、ダンディなオヤジでいてほしいです(笑)」

 

(週刊FLASH 2017年12月5日号)

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