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95歳・道場六三郎、心臓手術を乗り越え「YouTubeもやる」…月1で厨房に立つ「鉄人」の衰えぬ情熱

ライフ・マネー 記事投稿日:2026.05.30 06:00 最終更新日:2026.05.30 06:00

95歳・道場六三郎、心臓手術を乗り越え「YouTubeもやる」…月1で厨房に立つ「鉄人」の衰えぬ情熱

試食中、笑顔を見せる道場六三郎さん(写真・福田ヨシツグ)

 

 1990~2000年代にテレビや雑誌を席巻したスター料理人たち。今も厨房や店に立ち、新たな挑戦を続けている彼らの現在地を追った!

 

『料理の鉄人』(フジテレビ系)出演で一世を風靡した道場六三郎さん(95)。現在も月に一度、東京・銀座の「ろくさん亭」の献立替えの際は厨房に立ち、最終的な味を確認しながらメニューを決めている。

 

 企業とのコラボレーションにも取り組んでおり、この日は、和菓子の試食の場で取材に応じてくれた。ひとつひとつ丁寧に味を確かめる真剣な表情は、“鉄人”時代さながら。

 

「番組に出たことでお客様がたくさんいらしてくれて、ろくさん亭を作ったときに銀行から借りた残りの借金を、すべて返すことができたよ(笑)。ただ、自分のなかでは特に変化はなかったですね。次の日になれば、また厨房に立って包丁を握るだけですから」

 

 だが、周囲は平常心とはいかなかった。

 

「女房の歌子には心配をかけました。勝つか負けるかの世界だったので、見ている女房はずっとドキドキしていたみたいでね。『お願いだからもうやめて』ってよく言われましたよ」

 

 番組では27勝3敗1分という驚異的な勝率を誇った。だが、鉄人が心に残しているのは、華やかな舞台よりも、2015年に亡くなった、3歳上の妻と過ごした日々だった。

 

「晩年、女房の具合が悪かったときに、僕が料理を作ると喜んで食べてくれましてね。年齢を重ねると、大きく口を開けることも難しくなるから、小さなおにぎりを握り、中に少しだけ梅干しを入れたり、食べやすく工夫しました。『美味しい、ありがとう』って言ってくれた顔は、今でも忘れられません」

 

 取材時、心臓の手術を控えていることも明かしてくれた。

 

「10年前に入れたペースメーカーの電池交換をします。落ち着いたらまた、店にも顔を出します。YouTubeもやりますよ」

 

 95歳となった今も、挑戦への意欲は衰えない。

 

「新しいものに出合ったり、作り上げたり、考えたりするのが好きだからね」

 

 次女の照子さんによれば、手術は無事に終わったそうだ。

 

取材/文・吉澤恵理

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出典元: 週刊FLASH 2026年6月9日・16日合併号

著者: 『FLASH』編集部

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