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敏腕営業マンが「俺が入ってる生命保険」教えます(1)

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2018.06.17 11:00 最終更新日:2018.06.17 11:00

敏腕営業マンが「俺が入ってる生命保険」教えます(1)

 

 家族のために保障は手厚く、保険のプロとして中長期の安定した資産形成は保険でーー。

 

 保険代理店・日本ファイナンシャルプランニング代表取締役の伏屋慶二氏(38)が現在加入している保険商品は、法人としてのものや年金保険を合わせてなんと16種類! 個人で支払っている保険料は月に数十万円に上る。

 

 保険は「守り」と「攻め」で役割を区別している、という伏屋氏。まずは、もしものときに愛する妻子を守るために、保障が手厚い商品で足元を固める。

 

「広範囲をカバーできる、という意味でいちばん重宝しているのは、ソニー生命の『リビング・ベネフィット(生活保障型)』です。通常の死亡・高度障害に加え、ガン、脳卒中、心筋梗塞の三大疾病や身体障害3級、要介護2も広範囲に保障してくれます。

 

 37歳時に一時金が4800万円でスタートし、定年で労働収入がなくなる満期の60歳で960万円まで減っていく仕組みです。月額1万4000円で、60歳まで払っても一時金のほうが570万円ほど多いのです」

 

 守りの商品ではそのほかに、メットライフ生命の「リターンボーナスつき終身医療保険」も優秀だそう。年払い40万円の積立医療保険で、満期の50歳で一時金として拠出されなかったぶんの掛金が全額返金される。

 

 さらに50歳以降は保険料の払い込みは不要で、入院日額5000円、通院2500円、退院2万5000円、手術・放射線治療で1回5万円の保障が一生涯残る。

 

 資産を増やしていく攻めの商品では、アクサ生命の「ユニット・リンク」が運用利率に秀でている。

 

「死亡・高度障害に対応する変額養老保険ですが、こちらは投資信託のように株・債券で運用されます。月額積み立て5万円で、2200万円の死亡・高度障害保障もつき、30年後には元本が1800万円。そこから200〜300%になる 可能性があります」

 

 少額から挑戦できる攻めの商品もある。マニュライフ生命の「こだわり個人年金(外貨建)」は月額1万円の定額払いで、積立利率2.9%(予想)で増えていく。生涯で元本276万円が300万〜400万円になることが期待され、年末調整で個人年金保険料控除(年間支払額8万円以上で最高額)にも使えてお得だ。

 

「外貨建ての商品は、満期になる5年ほど前から為替をチェックしてください。ここだ、と思うときがあったら満期前でも解約しましょう」

 

 伏屋氏が加入しているような利率・返戻金・保障の範囲に優れた “目玉生保” を探り当てるにはどうすべきか。

 

「ご自身の利益を懸命に考えてくれる営業マンを探してください。資産運用がうまくいっている知人に紹介していただく、ですとか。優秀な営業マンほど『営業せずに待つ』スタンスです」

 

 なお、伏屋氏は保険料の大半をクレジットカードで支払っている。

 

「プルデンシャル、ジブラルタ、ソニーの3社はできませんが、ほかはカードです。ポイントをマイルにすれば、2年に一度は沖縄旅行ができますよ」

 

ふせやけいじ
外資系保険会社で7年勤務。顧客の選択肢を広げようと 2016年独立。「顧客のご紹介案件」だけで6年連続MDRTを達成

 

(週刊FLASH 2018年5月22日号)

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