快眠グッズを使えば、すぐに寝られる、すぐに起きられる！

　6時間睡眠を確保し、寝る前の食事やスマホは控えめに……。もちろん頭ではわかっているけれど、さらに効率よく睡眠を取りたいのが人情。快眠グッズを活用して、「睡眠負債」を完済しよう！

　今回、睡眠障害、不眠症を専門としている精神科医の樺沢紫苑（かばさわしおん）氏と、快眠グッズ専門店「ソーノボン」の店長で、快眠アドバイザーの山本恵一氏に協力を依頼。

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　入眠と起床を助けてくれるグッズについて “ベストセラー＆おすすめ神器” を挙げてもらった。山本氏がハイテクぶりを賞賛したのが、アイマスクの「イグルー」だ。

「アイマスクは快眠グッズとして昔から人気がありますが、こちらは宇宙飛行士の体内時計の調整に使われた科学技術を搭載しています。

　太陽光を再現した光で起こしてくれる『光目覚まし機能』に加え、入眠時には緩やかに暗くなっていく『睡眠セラピー機能』も搭載。男性に非常に人気です」（山本氏、以下同）

　一方、最近注目されているのが、顔を覆うテント型グッズ。山本氏の店で人気なのは「イグルー」だ。

「頭を入れれば、光が遮断され、適度な閉塞感で安心して眠れます」

　そのほかにも、聴覚や嗅覚からリラックス効果を生み出すものや、さらにホルモンを生成するアイテムまである。気になるアイテムを試してみて、自分に向いた睡眠促進方法を探ろう。

●「IGLOO（イグルー）」／ドリーム（1万584円）

「一緒に寝ている人のいびきや歯ぎしりが気になる人にもおすすめ」（山本店長）。折りたためばベッドサイドで邪魔にならない。睡眠専門医の坪田聡医師が監修した。

●マグネシウムオイルスプレー「グッドナイト」　BetterYou（3000円程度）

　マグネシウムは体内に睡眠ホルモン・メラトニンを生成するのに必須の金属。

「日本人はマグネシウムが不足しがちです。そして、サプリよりも、体に塗るオイルのほうが吸収率が高い。疲労回復にも効きます」（樺沢医師）

●「sleepion2　スリーピオン2」　ティ・アール・エイ（2万1384円）

「五感のうち視覚（癒やしの光）、嗅覚（アロマの香り）、聴覚（心地よい音楽）を1台で楽しめ、旅行や出張時にも持参できるようなコンパクトサイズ。これひとつを枕元に置けば、眠りの準備は万端です」（山本店長）

●「illumy（イルミー）」　ウェザリー・ジャパン（1万8900円）

　光目覚まし機能つきのアイマスク。

「日の出の青い空を思わせる光で体内時計を調整して自然に目覚めさせ、入眠時は日没の夕焼けのイメージの赤い光でリラックスさせて睡眠の準備に導きます」（山本店長）

●「スリープシープ」シリーズ　アットアロマ（オイル1620円、シープ1944円）

　眠りのタイプ、気分で香りを使い分けられる全3種類。人気の「ディープブレス」は木々の香りに包まれ、深い呼吸で静かな眠りにつける。

「アロマを利用されるのは女性が多いですが、これは初心者でも気軽に始められ、40代から50代の男性にも人気です」（山本店長）

（週刊FLASH　2018年9月25日号）