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健康診断の基準値に騙されるな!「肝・腎機能」の真実ライフ・マネー 2019.01.30

 

 健康診断や人間ドッグの結果を見て、自分の血圧、血糖値、メタボ指数の数値と基準値の差に愕然とし、総合判定を見て深いため息。「おっさん世代」の年中行事である。しかし、ちょっと待ってほしい。その基準値、本当に正しいのだろうか?

 

「現在、日本の健康診断や人間ドックで用いられている基準は厳しすぎます。本来は健康である人を “病人” とし、無駄な投薬や治療をおこなっているのです」

 

 

 そう語るのは、医療統計学の専門家で、東海大学名誉教授の大櫛陽一氏だ。大櫛氏は2004年、70万人の健康診断結果から「本当の基準値」を導き出したという。

 

「男女別、5歳ごとの基準範囲を出しました。現在、多くの基準が性別や年齢を考慮しないものですが、これでは無駄な治療や異常の見逃しを招くことになりかねません」(大櫛氏、以下同)

 

 肝機能、腎機能の「本当の基準値」を、現行の基準値とともに見ていこう。

 

 肝機能については、いくつもの数値が並ぶが、重要なのは「GOT」「GPT」「γ-GTP」の3つ。

 

「それぞれ、血液中の酵素の濃度です。肝臓に疾患がある場合、これらの数値が高くなります。原因はウイルスのほか、アルコールや糖質の過剰摂取があります」

 

 アルコールだけが問題ではない。米などの炭水化物や糖類の食べすぎは、脂肪肝を招くので要注意。大半の年代のGOTは、現行基準のほうが緩いこともポイントだ。

 

【年代別・GOTの「本当の基準値」/現行基準は31以上が危険】
・40~44歳:13~30
・45~49歳:12~29
・50~54歳:13~30
・55~59歳:13~29
・60~64歳:13~30
・65~69歳:14~31

 

【年代別・GPTの「本当の基準値」/現行基準は31以上が危険】
・40~44歳:4~38
・45~49歳:7~34
・50~54歳:7~33
・55~59歳:8~31
・60~64歳:7~32
・65~69歳:8~30

 

【年代別・γ-GTPの「本当の基準値」/現行基準は51以上が危険】
・40~44歳:5~53
・45~49歳:5~54
・50~54歳:5~57
・55~59歳:8~51
・60~64歳:8~49
・65~69歳:8~48


 続いて、腎機能について。尿酸は、痛風や尿路結石の原因とされる物質。

 

「痛いですが、命に関わる病気ではありません。この数値が高いからといって、症状もないのに薬を処方することに、疑問を持つ医師も多くいることは覚えておくべきです」

 

【年代別・尿酸の「本当の基準値」/現行基準は7.1以上が危険】
・40~44歳:3.9~8.5
・45~49歳:3.8~8.5
・50~54歳:3.7~8.4
・55~59歳;3.6~8.3
・60~64歳:3.6~8.3
・65~69歳:3.6~8.3


 クレアチニンは筋肉の排泄物で、腎機能が低下することで数値が高くなる。

 

「加齢とともに徐々に数値が上昇するのは、正常です。ただし腎臓は『沈黙の臓器』といわれ、最悪の場合は人工透析を受けることになります。異常な数値は、放置しないほうがいいでしょう」

 

【年代別・クレアチニンの「本当の基準値」/現行基準は0.61~1.07が適正】
・40~44歳:0.6~1.1
・45~49歳:0.6~1.1
・50~54歳:0.5~1.1
・55~59歳」0.6~1.1
・60~64歳:0.5~1.1
・65~69歳:0.5~1.2

 

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