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決して入るな「終身保険」儲かるのは保険会社だけライフ・マネー 2019.02.04

 15年間、保険の営業マンとして働き、内部事情を知り尽くした後田亨氏は、「保険は1万円を入れられたら3000円の手数料が引かれるATMのようなもの」と断言する。

 

 終身保険は、「保険会社が稼げる保険」。死亡保障が一生涯続き、解約するとまとまった額の『返戻金』があることから、貯蓄や運用の提案がされる。しかし、その返戻金とは、諸費用を引かれた自分のお金だ。

 

 

「かつて私が保険の営業をしていたころは、終身保険は誰も損をしない『最強の保険』だと考え、よく売りました」(後田氏、以下同)

 

 しかし、終身保険は月払い契約ではなく、年払い契約を獲得した場合、自身の翌月の給料が10万円ほど跳ね上がった。それが不思議だったという。

 

「終身保険は、目先の万が一に備える掛け捨ての保障部分と、将来の保険金支払いに備える積立部分で成り立っています(上の表を参照)。

 

 積立金は、主に長期の債券で運用するので、債券より低い積立利率に設定しておけば、そのぶんの運用益が出る。保障部分は、死亡率を高めに見込んでおけば差益が発生する。

 

 要は、両方から稼げる『おいしい商品』だと、後年あるアクチュアリー(保険料を計算する保険計理人)に確認しました。保険会社では教わらなかったことです」

 

 保険会社にとって「稼げる保険」なら、消費者にとっては「持ち出しが大きい保険」ということになる。

 

「契約初年度の手数料率は、年間の保険料の数十パーセントが普通です。解約時に積立金が払い戻しされるので、掛け捨てではないと言われますが、大幅なマイナスから積み立てがスタートするわけです。

 

 元本割れ期間が長いのは、手数料が高く、積立部分に回るお金が少ないからです。だったら、掛け捨ての保険に入って、手数料が安い投資信託などで運用したほうがいい。

 

『投資と違って保険は安心』というのも誤解で、かなり不利な条件で債券投資をしているようなものなのです。終身保険が有用なのは、相続対策くらい。相続税の支払いや、遺産の分割に利用する場合です」


うしろだとおる
1959年生まれ。日本生命で10年間営業職を務た後、複数の保険を扱う代理店に転職。その後、独立。著書に『「保険のプロ」が生命保険に入らないもっともな理由』ほか

 

(週刊FLASH 2019年2月12日号)

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