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旨さに思わず感嘆符「駅ラーメン」埼玉・駅そば
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2019.02.20 16:00 最終更新日:2019.02.20 17:32
駅で手軽に食べられる「駅ラーメン」は、意外にも本格派揃い。 そこには、「ガッツリ系」がつらくなってきた中年男性にとって、シンプルで食べ疲れない一杯がある。駅そばの地位を脅かす、侮りがたき「駅ラー」の魅力を、B級グルメ研究家の鈴木弘毅が語り尽くす!
「ラーメンを出す駅そば店も、店内でいちからスープを作る本格志向の店が現われるなど、侮れない存在になっている。
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JR大宮駅の京浜東北線ホームにある、その名も『駅そば』。2011年に期間限定キャンペーンで『佐野ラーメン』を売り出したところ、これが大好評。レギュラーの座を射止めた。
佐野ラーメンらしい、強く縮れた幅の広い麺に合わせるのは、たっぷりの香味野菜や、日高昆布などを煮出したスープ。生姜の風味がきいて、すっきりしたキレのある仕上がりに。まずは、コショウを振らずにスープを楽しんでほしい」
【SHOP DATA/駅そば(埼玉)】
●佐野ラーメン:500円(税込み)
「ワンコイン設定とは到底思えない、具だくさんの佐野ラーメン。トロトロにやわらかいチャーシューも、店内で2時間以上かけて仕込んでいる」
アクセス:JR京浜東北線「大宮駅」1、2番線ホーム
取材&文&写真・鈴木弘毅
すずきひろき
1973年生まれ 埼玉県出身 駅そば、道の駅、スーパー、日帰り温泉など、旅にまつわるさまざまなB級要素を研究。なかでも、訪れた駅そば店は3000軒以上
(週刊FLASH 2019年2月19日号)